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Linux

Apacheインストール時にエラー Cannot find a valid baseurl repo: base/7/x86_64

2019-04-16 By プログラミング入門ナビ編集部

CentOS7環境で、yumを使ったApacheインストール時に下記のエラーが発生したときの対応方法について、プログラミング入門者向けに説明致します。

エラー内容

$ sudo yum install httpd

のコマンドでApacheをインストールしようとした時に、下記エラーメッセージが表示されて、インストールが失敗する

Cannot find a valid baseurl repo: base/7/x86_64

考えられる原因

Apacheのインストールのために接続しているサーバやネットワークの問題の可能性

対策

接続先を、rikenのサーバ(日本国内にあり安定的に接続できるであろうサーバ)に切り替える設定を行い、再度インストールを試す。

実際の操作方法

1. CentOS-Base.repoファイルを管理者権限で開く

$ sudo vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

2. mirrorlistの行を#でコメントアウト。baseurlをrikenのurlに変更。

#mirrorlist=http://mirrorlist/centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=os&infra=$infra
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/$releasever/os/$basearch/

ファイルを保存。

3. 再度apacheのインストールを行う。

設定のスクリーンショット

「設定変更前」

「設定変更後」

おわりに

この記事では、CentOS7環境で、yumを使ったApacheインストール時にエラーが発生したときの対応方法について、プログラミング入門者向けに説明いたしました。

検証環境

CentOS 7.6.1810

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Filed Under: ツールの使い方 Tagged With: Apache, Linux, エラー

LAMP環境とはなにかプログラミング入門者向けに説明します

2018-07-01 By プログラミング入門ナビ編集部

LAMP環境とはなにかプログラミング入門者向けに説明します。

この記事は、「Linuxサーバー構築運用入門」のサポート記事です。

動画で学習する

LAMP(ランプ)とは

Linux・Apache・MySQL・PHP(または、Python、または、Perl)
の頭文字をとったものです。

Webアプリケーションを開発する環境として人気のあるオープンソースソフトの組み合わせです。

LAMPのL

Lは、この講座でもインストールした、サーバでよく使われるOSのLinuxです。

LAMPのA

Aは、Apacheです。Apacheは、 Webサーバのソフトウェアです。
インターネットで、Webサイトを公開するためによく使われるソフトウェアです。

LAMPのM

Mは、MySQLのMです。
オープンソースのリレーショナルデータベースです。
データベースというのは、例えば、会員制サイトでユーザーのメールアドレスや名前などのデータを効率的に保存して利用できる仕組みです

LAMPのP

Pは、PHP (または、Python またはPerl)の頭文字です。
オープンソースのプログラミング言語です。

それぞれ、シェアも高いですし、流行廃りが早いこの業界で、少なくとも10年弱くらいこの組み合わせは使われているので、Webサービスをつくる時の、技術選択として定番で安心感があります。

私はエンジニア採用担当にも従事していたのですが、応募条件としてLAMP環境での開発経験がある方というのは、いれていました。

実際に、エンジニアの転職サイトを、見て見ると応募条件にLAMP環境での開発経験がある人を募集している企業が多いことが分かると思います。

LAMPを使う3つのメリット

  • コストが抑えられる(オープンソースでライセンス費用が掛からない)
  • 学習しやすい(意欲に加えてインターネットとPCが有れば、開発環境が整う。学習コストも低めだと思います。)
  • 汎用性が高い(特定の企業の製品に依存しにくい。たとえばのイメージですが、特定の会社のデータベース製品を使うした場合、あわせて、そのデータベースが動くサーバもその会社の製品を使わないと、ライセンス料が割高になってしまうとか、企業の都合の縛りが緩い。)

デメリット

自分たちで情報収集をして良い悪いを見極めて自己責任で利用する必要があります。
販売されている製品、たとえばOSでいうとWindowsとか、MacOS とちがってサポートありません。

手厚いサポートが必要な場合はサーポートサービス提供している会社から、有料購入することもできます。

とはいえ、デメリットよりメリットの方が格段に多きいので、多くの会社で使われています。

おわりに

この記事では、LAMP環境とはなにかプログラミング入門者向けに説明しました。

オンライン講座、Linuxサーバー構築運用入門 (CentOS7, PHP7, Apache, MySQL, WordPress対応)では、Linuxの操作に慣れていない方向けに、コマンドの使い方から始まり、最終的にはLinuxサーバを設定してhttps対応の独自ドメインのオリジナルブログが公開できるように説明します。

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Filed Under: ツールの使い方 Tagged With: Linux, サーバ, プログラミング入門

【サポート記事】MySQL公式yumリポジトリの追加が行われない – Linuxサーバー構築運用入門

2018-05-06 By プログラミング入門ナビ編集部

MySQL公式yumリポジトリの追加が行われない件についてのサポート記事です。

下記オンライン講座の、下記レクチャーのサポート記事です。

コース名:「Linuxサーバー構築運用入門 (CentOS7, PHP7, Apache, MySQL, WordPress対応)」
レクチャー No.65 「 MySQL 公式 yum リポジトリの追加」
にて、

下記のように、MySQLリポジトリのインストールができない場合

$ sudo yum locakinstall https://dev.mysql.com/get/mysql57-community-release-el7-11.noarch.rpm
Loaded plugins: fastestmirror 
Cannot open : https://dev.mysql.com/get/mysql57-community-release-el7-11.noarch.rpm. Skipping.
Nothing to do.

トラブルシューティング

2点確認してください。

1) DNSによる名前解決(ドメイン名をipアドドレスに変換)がうまくいっているか

$ ping  www.yahoo.co.jp

を実行した時に、

ping: www.yahoo.co.jp : Name or service no known

→ と表示される

表示される場合は、DNSによる名前解決がうまくいっていません。

2) ネットワークの接続確認

$ ping 182.22.24.124

とした時に、

connect: Network is unreachable 

と表示される.
→ ネットワークに接続できていません。

補足 :ping は、TCP/IPネットワーク上で通信したい機器と接続されているかどうかを確認するコマンド。

対応策

1)と2) 両方が当てはまる場合、VirtualBoxのネットワーク設定を変更してみてください。

手順

1) 一旦CentOS7を落とす

VirtualBox上で動いているターミナルで、

$ sudo shutdown -h now

2) ネットワークの設定変更

仮想マシン選択 > 設定 > ネットワーク タブを選択

割り当ての設定を「ブリッジアダプター」から 「NAT」に変更。

02 VirtualBox設定 ネットワーク NAT

参考)

  • NAT・・・ホストOSが使っているネットワークとは別の、VitualBoxの内部に用意されたネットワークがゲストOSのネットワークとして割り当てられる。
  • ブリッジアダプター・・・ゲストOSがホストOSと同じネットワークを使用する。

動作確認

1) 仮想マシンの起動

2) 一般ユーザー(nakamura など)で、CentOS7へログイン

3) DNSによる名前解決(ドメイン名をipアドドレスに変換)がうまく言っているか

$ ping  www.yahoo.co.jp

を実行した時に、下記のように表示される

PING edge.g.yimg.jp (183.79.248.124): 56 data bytes
64 bytes from 183.79.248.124: icmp_seq=0 ttl=52 time=10.471 ms
64 bytes from 183.79.248.124: icmp_seq=1 ttl=52 time=10.263 ms
64 bytes from 183.79.248.124: icmp_seq=2 ttl=52 time=11.679 ms
・・・

※ping を終了する場合は、controlキー + cキー。

2) MySQL公式yumリポジトリの追加が行われることを確認

$ sudo yum localinstall https://dev.mysql.com/get/mysql57-community-release-el7-11.noarch.rpm

環境

  • ホストOS : macOS 10.13.3
  • VirtualBox : ver 5.2.8
  • CentOS 7
  • MySQL 5.7

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Linux(リナックス)について初心者のみんなが知りたいこと

2018-03-10 By プログラミング入門ナビ編集部

サーバのOSと利用されることが多いLinux(リナックス)について、これからLinuxサーバの構築・運用を行ないたいと思っている初心者に向けて説明します。

この記事は、「Linuxサーバー構築運用入門」のサポート記事です。

Linuxとは

はじめてのLinuxサーバ構築運用入門 – コース紹介

概要

  • OS(Operationg System)の一つ。コンピュータで動く基本のプログラム。
  • OSの例: Windows, macOS
  • 大規模システム向けOSとして普及していたUNIXを模して、PC上で利用できるUNIXとして開発されたUNIXクローンの一つ。

歴史

  • UNIXは非常に高価という課題。
  • 1991年に、当時フィンランドのヘルシンキ大学の学生であったリーナス・トーバルズ氏が、Linuxの開発を開始。
  • フリーかつオープンソース
  • サポートが不要であれば、様々なサーバーの機能が
  • 無償で使える。

利用用途

  • サーバ、パーソナルコンピュータ、スーパーコンピュータ、組み込み機器(携帯電話、テレビ)など幅広く使われている
  • Web業界では、サーバOSの第一選択肢。
  • この記事では、サーバ用途で使う場合について学習します。

Linuxディストリビューション

Linux

Linuxカーネル

  • OSの基本機能の役割を担うソフトウェア
  • OSの基本機能:ハードディスク、メモリの管理、周辺機器やアプリケーションソフトの監視。

Linux ディストリビューション

  • Linuxの配布形態のこと。
  • 一般利用者がLinuxを利用しやすいように、アプリケーションなどをパッケージにしてすぐに使える状態にしたもの

主なディストリビューション

RedHat系

  • Fedora
  • Red Hat Enterprise Linux
  • CentOS ※日本で1番使われる
  • Debian系
  • Debian GNU/Linux
  • Ubuntu ※日本で2番目に使われる。機械学習系の用途で使われることが多い
  • Slackware系
  • Slackware
  • openSUSE

CentOSについて

  • 商用で有料のRed Hat Enterprise Linux(RHEL)との完全互換性を目指したフリーのLinuxディストリビューション。

  • RHELのソースコードはオープンソースで無償公開されているため、このソースコードを元に、レッドハットの商標や商用パッケージ等を除去してパッケージ化。
  • 日本のWeb業界では一番使われている人気のディストリビューション
  • 学習する際の情報も多く、初心者におすすめ。
  • AWS(アマゾン ウェブ サービス)によって提供される、サポートおよび管理された Linux のイメージAmazon Linux AMI についても、CentOSがベースとなっています。
  • 特別に理由が説明できなければ、WebサーバにはCentOSを選択することをおすすめします。

CUI/GUIについて

CUI

  • Character User Interface の略
  • コマンド(文字)でコンピュータを操作する方法

GUI

  • Graphical User Interface
  • コンピュータグラフィックスとマウスなど使って直感的な操作を可能にする操作方法

サーバでCUIを利用する理由

  • GUIはCUIより負荷が高い。
  • パフォーマンスを重視するサーバ用途ではCUIの方が有利。
  • サーバ構築・管理では、CUIを利用することが多い。

おわりに

この記事では、サーバのOSと利用されることが多いLinux(リナックス)について、初心者向けに説明しました。

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無料のSSL証明書Let’s Encryptを設定・更新・自動更新する方法(CentOS7, Apache2.4対応)

2018-03-10 By プログラミング入門ナビ編集部

無料のSSL証明書Let’s Encryptを設定・更新・自動更新する方法を初心者向けに解説します。
GoogleがSSL化されたWebサイトをSEOの評価として優遇すると発表しており、Webページのhttps化は必須の流れとなっています。

Linuxサーバー構築運用入門 (CentOS7, PHP7, Apache, MySQL, WordPress対応)サポート記事です。

Let’ Encryptについて

誰でも無料で使えるSSL/TLS証明書発行サービスです。
mozilla, Google Chrome, facebook, ciscoなどがメジャースポンサーとなっていて安心感が有ります。

公式サイト


Let’s Encrypt

Certbotについて

この記事では、certbot(サートボット)という、Let’s Encryptの自動化を行うためのソフトウェアを利用します。

公式サイト

Certbot

ドキュメントなどが掲載されています(英語)

前提条件

  • CentOS7
  • Apache 2.4
  • httpでWebページを表示できる状態(http://blog.example.com といったURLではブラウザで表示できている状態)
  • VirtualHost設定済み
  • 設定するドメインはblog.example.com (各自のドメインに読み替えてください)

動画で学習する

① SSL証明書の設定 Let’s Encrypt

② SSL証明書設定の動作確認 Let’s Encrypt

③ SSL証明書の更新 Let’s Encrypt

インストールされるcertbotのバージョンを確認

$ yum list available | grep certbot-apache
python2-certbot-apache.noarch             0.21.1-1.el7                   epel

certbotインストール

$  sudo yum install certbot-apache
・・・略・・・
Is this ok [y/d/N]: y
・・・略・・・
完了しました!

SSL証明書の取得

$ sudo certbot --apache

Saving debug log to /var/log/letsencrypt/letsencrypt.log
Plugins selected: Authenticator apache, Installer apache
Enter email address (used for urgent renewal and security notices) (Enter 'c' to
cancel): nakamura@example.com ← 各自のメールアドレスを入力してエンターキー。
Starting new HTTPS connection (1): acme-v01.api.letsencrypt.org

-------------------------------------------------------------------------------
Please read the Terms of Service at
https://letsencrypt.org/documents/LE-SA-v1.2-November-15-2017.pdf. You must
agree in order to register with the ACME server at
https://acme-v01.api.letsencrypt.org/directory
-------------------------------------------------------------------------------
(A)gree/(C)ancel: A ← 利用規約を確認したら、Aを入力してエンターキー

-------------------------------------------------------------------------------
Would you be willing to share your email address with the Electronic Frontier
Foundation, a founding partner of the Let's Encrypt project and the non-profit
organization that develops Certbot? We'd like to send you email about EFF and
our work to encrypt the web, protect its users and defend digital rights.
-------------------------------------------------------------------------------
(Y)es/(N)o: Y ←  Electronic Frontier Foundationからメールを受け取り場合はY, 受け取らない場合は、Nを入力してエンターキー。
Starting new HTTPS connection (1): supporters.eff.org

Which names would you like to activate HTTPS for?
-------------------------------------------------------------------------------
1: blog.example.com
-------------------------------------------------------------------------------
Select the appropriate numbers separated by commas and/or spaces, or leave input
blank to select all options shown (Enter 'c' to cancel): 1 ← 1を入力してエンターキー(ドメインの選択)
Obtaining a new certificate
Performing the following challenges:
http-01 challenge for blog.example.com
Waiting for verification...
Cleaning up challenges
Created an SSL vhost at /etc/httpd/conf.d/blog.example.com-le-ssl.conf
Deploying Certificate for blog.example.com to VirtualHost /etc/httpd/conf.d/blog.example.com-le-ssl.conf

Please choose whether or not to redirect HTTP traffic to HTTPS, removing HTTP access.
-------------------------------------------------------------------------------
1: No redirect - Make no further changes to the webserver configuration.
2: Redirect - Make all requests redirect to secure HTTPS access. Choose this for
new sites, or if you're confident your site works on HTTPS. You can undo this
change by editing your web server's configuration.
-------------------------------------------------------------------------------
Select the appropriate number [1-2] then [enter] (press 'c' to cancel): 2 ← 2を選択してエンターキー(リダイレクトの設定。httpでのアクセスをhttpsにリダイレクトする)
Redirecting vhost in /etc/httpd/conf.d/blog.example.com.conf to ssl vhost in /etc/httpd/conf.d/blog.example.com-le-ssl.conf

-------------------------------------------------------------------------------
Congratulations! You have successfully enabled https://blog.example.com

You should test your configuration at:
https://www.ssllabs.com/ssltest/analyze.html?d=blog.example.com
-------------------------------------------------------------------------------

IMPORTANT NOTES:
 - Congratulations! Your certificate and chain have been saved at:
   /etc/letsencrypt/live/blog.example.com/fullchain.pem
   Your key file has been saved at:
   /etc/letsencrypt/live/blog.example.com/privkey.pem
   Your cert will expire on 2018-06-08. To obtain a new or tweaked
   version of this certificate in the future, simply run certbot again
   with the "certonly" option. To non-interactively renew *all* of
   your certificates, run "certbot renew"
 - Your account credentials have been saved in your Certbot
   configuration directory at /etc/letsencrypt. You should make a
   secure backup of this folder now. This configuration directory will
   also contain certificates and private keys obtained by Certbot so
   making regular backups of this folder is ideal.
 - If you like Certbot, please consider supporting our work by:

   Donating to ISRG / Let's Encrypt:   https://letsencrypt.org/donate
   Donating to EFF:                    https://eff.org/donate-le

 - We were unable to subscribe you the EFF mailing list because your
   e-mail address appears to be invalid. You can try again later by
   visiting https://act.eff.org.

「Congratulations! You have successfully enabled https://blog.example.net」と表示されれば、設定完了です。

動作確認

httpsでアクセス

ブラウザでhttpsから始まるURLでWebサイトを表示。

httpでアクセス

ラウザでhttpsから始まるURLでWebサイトを表示。
httpsへリダイレクトすることを確認する。

SSL証明書の更新

証明書の有効期限を確認する

$ sudo certbot certificates
Saving debug log to /var/log/letsencrypt/letsencrypt.log

-------------------------------------------------------------------------------
Found the following certs:
  Certificate Name: blog.example.com
    Domains: blog.example.com
    Expiry Date: 2018-06-03 10:31:54+00:00 (VALID: 88 days)
    Certificate Path: /etc/letsencrypt/live/blog.example.com/fullchain.pem
    Private Key Path: /etc/letsencrypt/live/blog.example.com/privkey.pem
-------------------------------------------------------------------------------

あと、SSL証明書の有効期限は、2018-06-03まで。残り88日であることが分かる。
Let’ EncrytpのSSL証明書は、有効期限3ヶ月と短いので注意しましょう。

次のコマンドを実行すると更新できます。(エンターキーはまだおさないでください)

$sudo   certbot renew

ただし、有効期限が30日未満のときしか更新されません。

–dry-run オプションをつけた上でリハーサル。

ドライランとは、簡単にいうとリハーサルです。おためし的に証明書を更新するコマンドを実行してエラーが起きないかなどを確認できます。ドライランでは、データの更新は行われないので安全です。

$ sudo certbot renew --dry-run
・・・略・・・
Congratulations, all renewals succeeded. 
・・・略・・・

ドライランが成功しました。
手動でSSL証明書を有効期限が30日未満になったら、ドラインランを実行してから、

$ sudo certbot renew

します。

もし、有効期限までの残り日数に関係なく、すぐに証明書を更新したい場合は、

次のコマンドを実行します。

$ certbot renew --force-renew

Saving debug log to /var/log/letsencrypt/letsencrypt.log

-------------------------------------------------------------------------------
Processing /etc/letsencrypt/renewal/blog.example.com.conf
-------------------------------------------------------------------------------
Plugins selected: Authenticator apache, Installer apache
Starting new HTTPS connection (1): acme-v01.api.letsencrypt.org
Renewing an existing certificate
Performing the following challenges:
http-01 challenge for blog.example.com
Waiting for verification...
Cleaning up challenges

-------------------------------------------------------------------------------
new certificate deployed with reload of apache server; fullchain is
/etc/letsencrypt/live/blog.example.com/fullchain.pem
-------------------------------------------------------------------------------

-------------------------------------------------------------------------------

Congratulations, all renewals succeeded. The following certs have been renewed:
  /etc/letsencrypt/live/blog.example.com/fullchain.pem (success)
-------------------------------------------------------------------------------

更新できました。

SSL証明書の自動更新。

更新を3ヶ月に一回手動でおこなっていると、いつか忘れてしまうので、自動で更新する方法を学習します。
「cron」クロンという、定期的に指定したプログラムを実行できる仕組みを使います。
クロンの読み方ですが、英語のカタカタ読みですので、なにが正しいとかは無いのですが、
実務上、クーロンと呼ぶこともあります。

スケジュールを設定するファイルを開く

$ sudo vim /etc/crontab

例えば、毎朝3:10に、rootユーザでcertbot renewを実行するには。

下記を追記。

10 3 *  *  * root /usr/bin/certbot renew

※ 注意点としては、ここでは、–force-renewalオプションはつけないでください、let’s encryptの使用量制限に引っかかる可能性があります。

これで、毎日更新がこころみられて、有効期限が30日未満だと、証明書の更新が実際に行われます。

注意点

特に初めてSSL証明書の更新が行われるまでは、

時々、証明書の有効期限を確認して、期限切れにならないように注意しましょう。

$ sudo certbot certificates

cronによって自動で証明書が更新されているか、確認してください。残り30日を切っているのに、数日様子を見ても、更新がされない場合は、なにかトラブルが起きている可能性があります。

その場合は、手動で更新を試みてみるのも一つの手です。

$sudo certbot renew

ログを確認して、トラブルシューティングをする方法もあります。
letsencryptのログは、このディレクトリにありますのでトラブルが起きたときに確認します。

$ sudo ls -la /var/log/letsencrypt/

例えば、最新のログを確認するには、

sudo less  /var/log/letsencrypt/letsencrypt.log

とします。表示されている、エラーメッセージをgoogleで検索したりしながら、解決を試みます。

SSL証明書の有効期限が切れると、ユーザーがサイトをブラウザで表示した時に、ブラウザにエラーが表示されて、ユーザから不審に思われてしまいますので、注意しましょう。

動作確認環境

  • CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)
  • Server version: Apache/2.4.6 (CentOS)
  • python2-certbot-apache 0.21.1-1.el7
  • さくらのVPS 1Gプラン

おわりに

この記事では、無料のSSL証明書Let’s Encryptを設定・更新・自動更新する方法を学習しました。

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動画で1からわかりやすく説明していますので、ぜひご利用ください。

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