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エラー

プログラミング学習での「質問のお作法」を理解しよう!最小限のやりとりで効率的に解決!

2020-12-31 By プログラミング入門ナビ編集部

質問する女性

はじめに

ITエンジニア

プログラミング学習をしていると、必ずわからないことやどうしても解決できない問題が出てきますよね。

こんな時、プログラミング講座を受講していれば講師に質問できますし、独学の場合でもWeb上のコミュニティで質問を投げ掛ければ誰かが答えてくれるのがインターネットのいいところです。

しかし、質問をしても「もう少し詳しい状況説明がないとわかりません」等と逆質問を受けたり、何だか講師の人と噛み合わなくて何度もやりとりをしたり…といった経験はありませんか?

それ、もしかするとあなたの質問のしかたに問題があったのかもしれません。

この記事ではプログラミングにおける正しい「質問のお作法」を解説します。

質問のお作法が身に付けば、自分や相手の時間を無駄にせず効率的に問題解決できるようになるので、これまで意識したことがなかった方はぜひご一読ください。

悪い質問のしかた、していませんか?

困っている男性

「第○○回目講座のコードを自分でも書いて実行してみましたが、エラーになってしまいます。どうすれば解決できますでしょうか?」

よく目にするタイプの質問ですが、実はこれは悪い質問の典型例です。

何がいけないのでしょうか。

想定される実行結果が明確化されていない

「どうなっていたら成功なのか?」(何がしたいのか)の部分がありません。

この質問では講座を指定しているので講師には詳しく書かなくても伝わる可能性はありますが、自由入力に対して何らかの処理をして返すようなプログラムだったりすると、質問者が一体何を入力してどんな結果を想定していたのか見当がつきませんよね。

ここがわからないとその後の話がこじれてしまいます。

詳しいエラー内容の説明がない

ひとことに「エラー」といっても様々な種類があります。

変数への参照エラー、指定されたパスにファイルがない、無限ループ等、枚挙にいとまがありません。

プログラムに問題があるのか、実行環境に問題があるのか、その切り分けですら手がかりがないので何のアドバイスもできないことになってしまいます。

自分で行った対処とその結果がない(もしくは何もしていない)

一般的に「何かわからないことがあればすぐに人に聞く」のが良しとされる業界もありますが、プログラミングやITの業界では「検索サイトで調べてすぐに出てくるようなことは人に聞かない」「15分くらいは試行錯誤してみる」のが最低限のマナーとされています。

「知を集約してタスクを効率化し人々を単純作業から開放する」ことこそがプログラミングの最終目的であり、それに反することは好まれないからでしょう。

自分で試行錯誤した内容とその結果が書かれていないため、どこが悩みどころなのか?が伝わりにくくなっています。

質問のお作法ができていないと嫌われる?

不機嫌な女性

先述のポイントを一言でまとめると、質問してから解決までの間にだらだらと時間がかかってしまうのが特徴です。

もちろん、質問した内容自体が難解なテーマでありその解説に時間がかかってしまうこともありますが、そのような場合は本質的な部分に時間をかけているので問題ありません。

質問を受けた側が「何がわからないのか?」「どんな答えを求めているのか?」を把握するための本質的でないコミュニケーションの部分に時間がかかってしまうのが問題なのです。

プログラミングの業界では特にロジカルな人が多いため、質問をした時にゴールの明確化や課題の言語化、問題の切り分けといった部分が甘いと「できないプログラマーだな」とレッテルを貼られてしまうことがあります。

教えることや説明すること自体は、それを通して自身の理解を深めたりすることもできるため好きな人が多いです。

そのためこれらがきちんとできていれば好意的に教えてくれますが、できていなければ「またこの人か…」と嫌な顔をされてしまうかもしれません。

先輩方を困らせないためにも、現場に出る前の今のうちから質問のお作法を身に付けておくのがとても重要です。

これだけ気をつけよう!質問のお作法

質問する女性

それでは、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

次のポイントさえ押さえれば恐れることはありません。

先ほどの「悪い質問」にならないよう、裏返しのことをやっていくだけです。

何がしたいのかを明確化する

単に「第○○回講座のコードを実行した」だけではなく、それがどんなコードで、実行するとこういう結果になる想定である、というところまで書きましょう。

例えば「自分の姓を文字列で入力するとその文字数を返してくるプログラムで、『Nakamura』と入れたら『8』が返ってくるはずです」などと書くといいでしょう。

エラー内容を詳しく説明する

原因を特定するために必要なので、最低限下記の内容は盛り込むようにしましょう。

  • 実行したソースコード
  • (あれば)関連するファイル等
  • エラーの内容(エラーメッセージのコピペや実行結果画面のスクリーンショット等)

自分で試行錯誤し結果を明記する

これが最重要です。エラーの内容をヒントに、自分なりに調べて方法を試してみるだけでも様々な知見が得られますし、うまくいけば自力で解決できてしまうこともあるでしょう。

もし解決できなくても、「この方法を試してみたけれど今度はこんなエラーが出てダメだった」ということを質問に追記できれば、質問を受けた側にとってもより具体的なヒントになります。

まとめ

いいね!する男性

プログラミングにおける「質問のお作法」について解説しました。

お作法というと堅苦しい感じがしますが、肝要なのは「相手と自分の貴重な時間を無駄にしないよう丁寧にコミュニケーションする」ということです。

ここで説明したポイントを押さえていれば問題ありませんので、気軽に質問しながら慣れていくのがいいでしょう。

もちろん、質問前の試行錯誤のフェーズは自分の学習にも役立ちますので忘れずに行ってくださいね。

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Filed Under: エンジニアへの道 Tagged With: エラー, プログラミング, 解決, 質問方法

HTMLのエラーを自力で解決してみよう!演習方式で方法を解説!

2020-08-10 By プログラミング入門ナビ編集部

問題を抱えるエンジニア

はじめに

問題を抱えるエンジニア

HTMLのコーディングに慣れてくると、エラーが発生する回数も増えてきます。

エラー対処は「嫌だな」と思うかもしれませんが、実はプログラミング上達のための大変貴重な学習機会なのです。

「こういう書き方はダメなんだな」「じゃあ、こうだとどうなんだろう?」といった試行錯誤を通し知識の幅が広がります。

また、自力でエラーを取り除けるようになるのはエンジニアへの第一歩といっても過言ではありません。

この記事では、演習方式でHTMLのエラーを取り除いていくことで自力でエラー解決できるようになることを目指します。

演習問題の後に回答を解説するので、ご自身で演習の答えを考えてから確認してみてください。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

演習:HTMLのエラーを取り除く

https://www.youtube.com/watch?v=yyfLlI4bGXY&feature=youtu.be

 

回答:HTMLのエラーを取り除く

https://www.youtube.com/watch?v=e3Iig9w1WL8&feature=youtu.be

演習問題

表示させたいWebページのイメージは下記の通りです。

赤文字で見出しがあり、その下に段落がありますね。

エラーなしの表示結果

エラーありHTMLコード

これを表示させるためのHTMLコード例が下記ですが、ここにはいくつかのエラーがあります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>はじめてのHTML
  <stile>
    h1 {
      color: red;
    }
  </stile>
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し アップデート</h1>
  <p>はじめての段落</p>
</body>
</html>

実際に、ブラウザで表示してみると下記のようになります。

タイトルが長いですし、本文は白紙で、イメージとは程遠いですね。もちろんこれはエラーが原因となっています。

エラーありコードでの表示

一つ一つ、エラーを探してこれを解決していきましょう。

エディタの機能であたりをつけよう

HTMLはメモ帳などの簡単なアプリでも記述できますが、エラーを防いだりコーディング効率を上げるためにも便利なエディタを使うのがおすすめです。

本サイトで特におすすめしているのはMicrosoft社が開発したVisual Studio Codeで、使いやすい上に無料で使えるため人気があります。

特にこだわりがない場合はぜひインストールして使ってみてください。

また、Visual Studio Code(以下、VSCode)でエラーを発見しやすくする便利な設定方法については下記で解説しています。

Visual Studio CodeでHTMLを書くときの便利な設定方法!ミスの防止や開発効率UPに役立てよう

実際にVSCodeで上記の設定をしてから今回のエラーありHTMLコードを開くと下記のように表示されます。

VSCodeの拡張機能により、エラーが疑われる箇所に波線が引かれるので、あたりをつけやすくなりますね。

VSCodeでコードを書いた状態

これを参考にエラーのある場所を考えてみてください。

ヒント:エラーは全部で4箇所あります。

回答:どこにエラーがあったのか

エラーの対処方法は思いつきましたか?それでは順に見ていきましょう。

まずはエディタのエラーチェック箇所を確認

前述の通りVSCodeのエラーチェック機能でマークがついているところが怪しいですね。

VSCodeでのエラーチェック

(1)metaタグ内の全角スペース

HTMLではタグ内で全角文字が使用できません。本来半角スペースにすべきところが全角スペースになってしまっていますね。

これを半角スペースに修正しましょう。

(2)title終了タグ忘れ

基本的に波線マークがついている箇所そのものにエラーがあるわけでなく、その周辺や要素内にエラーがあることが多いです。

今回もheadの終了タグに波線がついていますがこれ自体には問題なさそうですね。

波線の上にカーソルを置くとエラー詳細を見ることができます。

headタグエラー詳細

「missing: [ </title> ]」という文言がありますね。title終了タグがないという意味です。

確かに書き忘れているようなので、追加しましょう。

(3)h1開始タグが全角文字

h1終了タグにも波線がありますが、</h1>自体にはエラーがなさそうです。

カーソルを置いてみましょう。

h1エラー部の詳細

「no start tag:[ </h1> ]」という文言がありますね。これは</h1>に対しての開始タグがありませんよ、という意味です。

開始タグはあるはず…とよく見ると、タグの色が周りと違っていて不自然ですね。それに何だか文字が大きいような…

お気づきでしょうか。h1開始タグが全角で書かれてしまっていますね。

タグは半角で書くのがルールなので、半角に修正しましょう。

ブラウザでの表示チェックもしてみよう

ここまででエディタのエラーチェック箇所はなくなりました。

他にもエラーがあるかもしれないので、ブラウザで表示させてみましょう。

ブラウザでの際表示結果

白紙ではなくなりましたが、最初の仕上がりイメージとはまだ異なりますね。

スタイルを指定した部分のコードがそのまま表示されているのと、見出しの赤文字が反映されていません。

このことから、スタイル指定部分のあたりでエラーがあると想定されます。

(4)styleタグのスペルミス

コードに戻って見てみましょう。

スタイル指定部のエラー

「<style>〜</style>」となっていなければならない箇所が、スペルミスで「<stile>〜</stile>」になってしまっていますね。

これによりスタイル指定がうまくいかず、先ほどのような表示になってしまったわけです。

このスペルミスも修正しましょう。

ブラウザで表示すると、イメージ通りの結果になっているので、エラーは全て取れたと考えられます。

構文チェックツールで最終確認

ブラウザでの表示結果に問題がなくとも、実際にはコードにエラーが残っていることがあります。

ブラウザによっては高機能なものがあり、多少のエラーならば自動的に独自解釈して表示できることがあるためです。

しかし、一部のブラウザでは表示できて、他のブラウザで表示できないというのでは根本的なエラー解決になりません。

そこで、構文チェックツールを使って最終確認をしてみましょう。

構文チェックには、HTMLの規格策定団体であるW3Cが公式に提供している下記のツールがおすすめです。

W3C Markup Validation Service

「Validate by Direct Input」のタブを開き、空欄にコードをコピー&ペーストして「Check」ボタンを押します。

構文チェックツールへの入力方法

結果は下記のようになります。

構文チェック結果

もしミスがあればその詳細が表示されますが、ミスがない場合は上記のように緑色の帯が出て、エラーが見つからなかった旨が表示されます。

これでめでたく全てのエラーを解決できました!

まとめ

堂々と微笑む女性

HTMLのエラーを自力で解決する方法を演習形式で解説しました。

実際にはここで取り上げたエラーだけでなく、様々なものが出るでしょう。

しかし、紹介した手順と同じ方法で確認していくことで、解決の糸口が掴めるはずです。

エラーが出ても怯まずに、理解を深めるチャンスと捉えてぜひ頑張ってください。

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

新HTML入門(Proglus)

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: HTML, vscode, エラー, 構文チェック, 演習

HTMLで初心者がやりがちなミスとその対処方法!困ったらとりあえずこれを確認しよう!

2020-08-10 By プログラミング入門ナビ編集部

オフィスで足を投げ出す女性

はじめに

オフィスで足を投げ出す女性

プログラミングを始めたての時は、些細なミスでもつまずいてしまいますね。

慣れてくると「よくあるミス」がだんだんわかるようになり、何か問題が起きたらすぐに気付けるのですが、初心者の時は特に解決に時間がかかりがちです。

この記事では、特に初心者がやりがちなHTMLのミスとその対処方法を紹介します。

あなたの問題解決の時間短縮に少しでも役立てば幸いです。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=_oDSmUsFMRk&feature=youtu.be

コード例と正しい表示結果

まず最初に正しく書けている場合のコードと表示結果を見てみましょう。

コード例

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>よくあるHTMLの記述間違い</title>
</head>
<body>
  <h1>はじめての段落</h1>
</body>
</html>

表示結果

正しい表示例

見出しのみのシンプルなページですが、コードにミスがあるとうまく表示できません。

ミスをするとどんな結果になってしまうのか順番に見ていきましょう。

全角文字での書き間違い

HTMLのタグ(<〜>の部分)は全て半角英数字で記述する必要があります。

全角になっているとブラウザが正しくタグとして読み込めないので想定した通りの表示にならないことがあります。

例えば見出しを意味する<h1>〜</h1>の部分で、誤ってタグを全角で下記のように書いてしまうとどうなるでしょうか。

コード例(誤り)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>よくあるHTMLの記述間違い</title>
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し</h1>
</body>
</html>

表示例

全角タグでの表示例

タグがそのまま表示されてしまっていますね。また「はじめての見出し」が見出しとしての表示になっていません。

これは<h1>〜</h1>が全角で書かれてしまったためにブラウザが見出し部分と理解できずにタグごとそのまま表示した結果です。

タグを書く時はきちんと半角にしてから記述するようにしましょう。

全角スペースの混入

HTMLのタグ内にはスペースを入れることがあります。このスペースも先ほどと同様、半角でなければなりません。

間違えて全角スペースにするとどうなってしまうのでしょうか。

下記コードのように、文字セットを指定するmeta要素の中で全角スペースを入れてみましょう(4行目)。

コード例(誤り)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>よくあるHTMLの記述間違い</title>
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し</h1>
</body>
</html>

表示例(macOSのSafariにて)

全角スペース混入時の例

ブラウザによっては正しく表示されることもありますが、この例のようにmacOSのSafariブラウザで開くと文字化けしてしまいます。

これは文字セットを指定する<meta>要素内で、半角スペースの代わりに本来使ってはいけない全角スペースが使用されたため、ブラウザが使用すべき文字セットを理解できないのが原因です。

日本語で記述された「はじめての見出し」は日本語に適した文字セットであるUTF-8を指定されなかったために文字化けしてしまいました。

このように、タグだけではなくその中で記述するスペースも全角にならないように注意しましょう。

終了タグの/(スラッシュ)が無い

HTMLの基本構文は開始タグ(例:<h1>)+コンテンツ(例:はじめての見出し)+終了タグ(例:</h1>となっています(例外もあります)。

この終了タグには/(スラッシュ)が必要ですが、初心者のうちはこれを忘れてしまうことが多いです。

例えば下記のようにtitle要素で終了タグのスラッシュを忘れてしまうとどうなるでしょうか。

コード例(誤り)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>よくあるHTMLの記述間違い<title>
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し</h1>
</body>
</html>

表示例

スラッシュ忘れの表示例

白紙になってしまいましたね。

その代わり、ブラウザのタブにカーソルを合わせるとタイトル部分が出るのですが、ここに</html>までの残りのコードが入っていることがわかります。

title要素の終了タグでスラッシュを書き忘れると、タイトル部分の終了をブラウザが認識できずに、最後までタイトルが続いていると解釈してしまうためこのようになった訳です。

たかがスラッシュなのですが、忘れると大変なことになってしまうので注意してください。

終了タグの書き忘れ

終了タグにスラッシュを書き忘れるとそれ以降のコード全てがタイトルだと認識され、本文が白紙になってしまうことがわかりました。

では、終了タグそのものを書き忘れるとどうなるのでしょうか。結果はスラッシュ忘れのケースと同様になります。

コード例(誤り)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>よくあるHTMLの記述間違い
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し</h1>
</body>
</html>

表示例

終了タグ忘れの表示例

終了タグは要素によっては必要のない場合もあるので、ついうっかり必要なのに書き忘れてしまうことがあるかもしれません。

必要ないと思い込んでしまっている場合もあるので、表示がおかしいなと感じたら怪しい部分の終了タグについて改めて確認してみるのが良いでしょう。

タグのスペルミス

タグそのものをスペルミスしてしまうこともよくあります。

例えば<title>を<titla>と書いてしまうとどうなるでしょうか。

コード例(誤り)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <titla>よくあるHTMLの記述間違い</titla>
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し</h1>
</body>
</html>

表示例

titleタグスペルミスの表示例

タイトル部分も含めて本文エリアに表示されてしまいました。

スペルミスによりタイトルを意味する<title>タグが認識できなかったため、ブラウザが<titla>以降を全て本文として解釈してしまったためです。

特にVSCodeなど、便利なブラウザには開始タグを書くとその後ろに自動的に終了タグを記述してくれる機能がありますね。

この時、開始タグをスペルミスすると終了タグもスペルミスされた状態で入力されることがあるので気付きにくく、注意が必要です。

ファイルの保存忘れ

「きちんと間違いがないか何度も確認して入力したのに、やっぱりエラーが出たまま…」

「新しく段落を追加したのに、出てこない…一体何が間違っているの?」

こんな時、あなたが書いたコードには一切間違いがない可能性があります。

しかし、ブラウザが見ているのは保存前のコードのままかもしれません。

試しに下記の画面(VSCodeでの入力例)のように段落を追加して、保存をしない状態でブラウザに表示させてみましょう。

すでに開いている場合はリロードでもかまいません。

コード例

保存をしないと、VSCodeの場合は下図のようにファイル名横に白丸マークがつきます。

保存前のコード

表示例

titleタグスペルミスの表示例

せっかく追加した「はじめての段落」が出てきませんね。コード変更する前の表示と変わりません。

ファイルが保存されない限り、ブラウザは最後に保存された状態のコードしか参照できないためです。

単純なことなのですが、一番不可解な現象となりやすいのがこのパターンです。

こまめな保存を心がけ、エラーが起きた場合も保存忘れがないかどうか真っ先に確認しましょう。

まとめ

パソコンを打つ女性

初心者がハマりやすい、よくあるHTMLの記述間違いとその対処方法を紹介しました。

どれもカラクリがわかると「なーんだ」と感じるかもしれませんが、慣れない内は焦ってしまうものばかりですね。

同じミスが原因でも、書くコードが違う以上は発生する現象は人それぞれです。

ここで紹介したような現象が起きていなくても、一つ一つ心当たりのあるミスがないか確認するだけでも何か解決の糸口になるかもしれません。

ぜひ試してみてくださいね。

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: HTML, エラー, 記述間違い

MySQL WorkbenchからMySQLサーバーへの接続時やSQLファイルを取り込み時にエラーが発生した時の対処方法

2020-04-27 By プログラミング入門ナビ編集部

パソコンの前で悩む女性

はじめに

パソコンの前で悩む女性

MySQL Workbenchを使っていて、不可解なエラーに悩まされたことはありませんか?

大変便利なツールですが、言語が英語なこともあり原因の特定に困ってしまうことも多いですよね。

ここでは、特にMySQL WorkbenchからMySQLサーバーへの接続時のエラーと、SQLファイルを読み込んで実行する時によく発生するエラーの原因と対処方法を紹介します。

MySQL Workbenchとは

データ分析するビジネスマンたち

MySQL Workbenchとは、データベースの設計・開発・管理のためにMySQLから配布されている公式ツールです。

グラフィカルでわかりやすいインターフェースなので、データベースエンジニアだけではなくビジネス部門でのデータ分析などにも広く利用されています。

中村講師も「はじめてのSQL・データ分析 -データベースのデータをビジネスパーソンが現場で活用するためのSQL初心者向けコース」で使用方法を紹介していますので、詳しい使用方法について学びたい方は受講を検討ください。

エラーメッセージ: (1) Error executing SQL script. Error executing “mysql.exe” ・・・

SQLファイルパスに日本語が含まれる場合
いざデータベースを作成し「Run SQL Script」からSQLデータを読み込んで実行しようとした時によくあるエラーの一つは、そのSQLデータファイルのパスに日本語が含まれるため読み込めないというものです。

エラー画面としては下記のようなもので、MySQL Workbenchは日本語対応していないためこういったエラーが出ると考えられます。

日本語パスのエラー画面

実際、下記のようにユーザ名が日本語(例では「山田太郎」)になっていて、そのユーザフォルダの「ダウンロード」に入っている場合などに発生します。

日本語パスの例

この場合は、ファイルパスに日本語が入らない場所に読み込みたいファイルを配置しましょう。

例えばWindowsならばCドライブの直下に「temp」などのフォルダを作り「C:¥temp¥」の下に置いてから再度「Run SQL Script」でファイルを指定してみてください。

エラーメッセージ(2): Error Executing SQL script. Error 1045(2000): Access denied for user ・・・

SQL接続時のパスワードが間違っている場合に発生します。

もう1つの頻発エラーは、最初にデータベースに「Run SQL Script」をしようとする際に聞かれるSQL接続認証でパスワードを間違えたためアクセス拒否されるというものです。

エラー画面としては下記のようなものが出ます。

MySQL WorkbenchSQLパスワードエラー画面

実際に、MySQL Workbenchを起動して初回の「Run SQL Script」では下記の通りSQL接続認証画面が出ます。

ここで間違ったパスワードを入力してしまうと先ほどのようなエラーとなるのです。

SQL認証画面

なお、講座「はじめてのSQL・データ分析 -データベースのデータをビジネスパーソンが現場で活用するためのSQL初心者向けコース」(Windows環境)では演習につき特にパスワードの設定を行わないため、この画面ではPasswordは空欄のまま「OK」を押せば問題ありません。

エラーメッセージ(3)Could not acqurie management access for the administrator

下記の記事を参照してトラブルシューティングを実施してください。
MySQL Workbenchエラー: Could not acqurie management access for the administrator

エラーメッセージ(4):Failed to Connect to MySQL

MySQLサーバーが起動していないことが原因です。

Failed to Connect to MySQL … と表示される。

解決方法(Windows + XAMPP利用の場合)


MySQLサーバが起動していることをご確認ください。
起動していない場合は、MySQLサーバーを起動します。

エラーメッセージ(5): Failed to Connect to MySQL at 127.0.0.1:3306 with user root SSL connection error; SSL is required but the surver doesn’t support it

SSL接続(暗号化通信の仕組み)を求められていますが、XAMPの標準設定ではSSLに対応していないことが原因。

解決方法

MySQL Workbenchについて、コース指定のバージョンをインストールすることでエラーを回避できることを確認しています。

指定バージョンのインストール方法はこちら。

エラーメッセージ(6): Cannot Connect to Database Server

MySQLサーバーが起動していない事が原因です。

解決方法

MySQLサーバーが起動しているか確認する。MySQLサーバーを起動する。

エラーメッセージ(7): Error Code: 1046. No database selected・・・

データベースが選択されていないことが原因です。

“Error Code: 1046. No database selected Select the default DB to be used by double-clicking its name in the SCHEMAS list in the sidebar”のように、Action Outputに表示される。

解決方法

データベースを選択してください。
複数の方法がありますが、簡単な手順としては、MySQL Workbenchのサイドバーの”mydb”をダブルクリックして、使用するデータベースを選択します。

この手順を飛ばしている方が多いです。

もし、この説明で分からない場合は、コースに戻りレクチャー動画を復習してください。レクチャーの動画にて手順を解説しています。

該当レクチャー:

  • 【macOS】学習用のサンプルデータベース取り込み
  • 【Windows】学習用のサンプルデータベース取り込み

それでも解消しない場合はクラウド環境(GCP)を利用しよう

よくあるエラーを紹介しましたが、この他のファイル読み込みエラーがある場合や、紹介した方法で解消しない場合は、クラウド環境(GCP)を利用する方法をお試しください。

お使いのPCの環境によっては、原因不明の理由により、ローカルPC上に構築した学習環境が動作しないケースが報告されています。

セキュリティソフト等、他にインストールされているソフトウェアが原因として考えられますが、トラブルシューティングの難易度が高いのが特徴です。

その場合には、深追いをしないで、クラウド環境(Google Cloud Platformの無料枠)を利用することを推奨しています。

クラウド環境を使えば、お使いのPC環境に依存せずに、SQLの学習を進めることができます。

GCP CloudSQLにMySQL Workbenchから接続する方法について解説!

【β版・試験公開中】Windows環境でMySQL Workbenchが正常に使えない場合は

XAMPPでインストールしたphpMyAdminというMySQLを管理するツールを利用する手順を用意しました。
現在、試験的に公開中の手順書のため、予告なく手順を公開終了にする場合があります。

Windows環境で、XAMPPとMySQLは正常に動作しているが、MySQL Workbenchがどうしても使えない場合選択します。

動画教材で使っているMySQL Workbenchとユーザーインターフェイスや操作方法は異なりますが、SQLを実行することはできます。

Windows/XAMPP/phpMyAdminでSQLを実行しよう (SQL入門コースサポート)

おわりに

データベースを扱うのはとても楽しいので、こういったつまずきに悩まされずに引き続きツールの使用方法取得を目指して頑張ってください。

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Filed Under: ツールの使い方 Tagged With: MySQL, MySQL Workbench, SQL, Workbench, エラー, ファイル

Apacheインストール時にエラー Cannot find a valid baseurl repo: base/7/x86_64

2019-04-16 By プログラミング入門ナビ編集部

CentOS7環境で、yumを使ったApacheインストール時に下記のエラーが発生したときの対応方法について、プログラミング入門者向けに説明致します。

エラー内容

$ sudo yum install httpd

のコマンドでApacheをインストールしようとした時に、下記エラーメッセージが表示されて、インストールが失敗する

Cannot find a valid baseurl repo: base/7/x86_64

考えられる原因

Apacheのインストールのために接続しているサーバやネットワークの問題の可能性

対策

接続先を、rikenのサーバ(日本国内にあり安定的に接続できるであろうサーバ)に切り替える設定を行い、再度インストールを試す。

実際の操作方法

1. CentOS-Base.repoファイルを管理者権限で開く

$ sudo vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

2. mirrorlistの行を#でコメントアウト。baseurlをrikenのurlに変更。

#mirrorlist=http://mirrorlist/centos.org/?release=$releasever&amp;arch=$basearch&amp;repo=os&amp;infra=$infra
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/$releasever/os/$basearch/

ファイルを保存。

3. 再度apacheのインストールを行う。

設定のスクリーンショット

「設定変更前」

「設定変更後」

おわりに

この記事では、CentOS7環境で、yumを使ったApacheインストール時にエラーが発生したときの対応方法について、プログラミング入門者向けに説明いたしました。

検証環境

CentOS 7.6.1810

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