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vscode

Visual Studio CodeでHTMLを書くときの便利な設定方法!ミスの防止や開発効率UPに役立てよう

2023-05-10 By プログラミング入門ナビ編集部

堂々と微笑む女性

はじめに

HTML言語の習得に欠かせないのがエディタです。昨今は非常に便利なエディタが多く開発されていますね。

本記事では、その中でも特に人気の高いVisual Studio Codeで使えるおすすめの設定方法をお伝えします。

ミスの防止や開発効率のUPに役立つので、初心者の方はもちろん全てのエンジニアの方におすすめしたい内容です。

macOSとwindowsで多少メニューや見た目が異なるため、初心者の方でも混乱しないように両方の設定画面を掲載しています。

Visual Studio Codeとは

プログラミングに欠かせないエディタですが、本サイトで一押しのおすすめエディタがVisual Studio Codeです(VSCodeと略称でも記載されます)。

ほぼ全てのプログラミング言語に対応し、使い勝手も良いため近年人気が急上昇しています。

使ったことの無い方もぜひ使用してみてください。下記から入手できます。

Download Visual Studio Code 

タブの設定

コードを書く時にはタブでインデントが使えると便利ですね。この1タブあたりでスペースいくつ分のインデントがつくかを設定できます。

こだわりが特になければ、見やすさの観点から「2」を推奨します。

VSCodeではデフォルト値が4になっていることが多いので、下記の手順で変更しましょう。

[macOSの場合]

上部メニューバーの「Code」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

検索窓で「tab size」と入力し、出てきた「Editor: Tab Size」の欄に2を入力しましょう。自動で保存されるのでそのまま閉じて構いません。

[windowsの場合]

上部メニューバーの「File」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

検索窓で「tab size」と入力し、出てきた「Editor: Tab Size」の欄に2を入力しましょう。自動で保存されるのでそのまま閉じて構いません。

VSCodeのタブサイズ設定

Emmetの日本語設定

次にEmmnet(エメット)の設定を行いましょう。Emmnetというのは、ざっくりといえば入力補間機能のことです。

例えばVSCodeで適当なHTMLファイルを新規作成し、最初にエクスクラメーションマーク「!」を入力しタブキーを押すだけで下記のようにHTML文書の雛形が自動で作成されます。

VSCodeのEmmet(デフォルト)

入力の手間が省けて便利ですが、VSCodeのデフォルト設定ではhtmlタグの言語(lang属性)が英語(en)になっているので、日本語の文書を作成することが多い場合はここを日本語にいちいち変える必要があります。

都度変更するのは面倒ですし変更忘れも心配なので、雛形自体を修正しておくのがおすすめです。

下記の通り実施してください。

[macOSの場合]

上部メニューバーの「Code」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

下記のように検索窓で「emmet」と入力し、出てきた候補の中から「Edit in setting.json」を探してクリックしましょう。

emmetの検索

setting.jsonが開くので、最後の中かっこの手前に下記のように追加します。Command+Sキーでファイルを保存してください。

emmetの設定

[windowsの場合]

上部メニューバーの「File」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

下記のように検索窓で「emmet」と入力し、出てきた候補の中から「Edit in setting.json」を探してクリックしましょう。

emmetの検索

setting.jsonが開くので、最後の中かっこの手前に下記のように追加します。Ctrl+Sキーでファイルを保存してください。

VSCodeのemmet設定(windows)

なお、setting.jsonに追加するコードは下記です。必要に応じコピー&ペーストしてください。

    ,
    "emmet.variables": {
        "lang": "ja"
    }

設定後にもう一度「!」とタブキーを押して下記のようにlang属性が日本語になっていればOKです。

VSCodeのemmet(Ja)

不可視文字の表示

スペースや予測不能なゴミデータは通常下記のように空白で表示され、見ることができません。そのため、いくつ分の空白が空いているのかや、全角なのか?半角なのか?も気付きにくいです。

スペースが可視化されていない状態

ここに、全ての半角スペースを可視化する機能を適用すると下記のように半角スペースの部分に丸グロをつけることが可能です。

このように見やすくすることで、コーディング時にありがちな半角スペースと全角スペースを間違えるミスに気付きやすくなります。

スペースが可視化された状態

設定は下記のように行います。

[macOSの場合]

上部メニューバーの「Code」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

検索窓で「render control characters」と入力し、出てきた「Editor: Render Control Characters」の欄にチェックを入れ、「Editor: Render Whitespace」はallを選択しましょう。自動で保存されるのでそのまま閉じて構いません。

[windowsの場合]

上部メニューバーの「File」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

検索窓で「render control characters」と入力し、出てきた「Editor: Render Control Characters」の欄にチェックを入れ、「Editor: Render Whitespace」はallを選択しましょう。自動で保存されるのでそのまま閉じて構いません。

スペース可視化設定

全角スペースの表示

「全角スペースを間違えて入れてしまう」のは初心者が陥りやすい頻出ミスです。

先ほどの半角スペース可視化を行っても全角スペースには丸グロがつかず、発見できない可能性があるためさらに対策を講じましょう。

ここではVSCodeの拡張機能である「zenkaku」をインストールして、下記のように全角スペースに色(この画面例ではグレー)を付けるよう対策します。

全角スペースに色付けした状態

これで全角スペースが入っていたら一目でわかりますね。

下記が具体的なやり方です。

[macOSの場合]

左側メニューアイコンにカーソルを当て、「Extensions」と出るものをクリックします。

VSCodeの拡張機能(mac)

次に検索窓に「zenkaku」と入力して出てきた下記のアイコンをクリックし、緑の「Install」ボタンを押しましょう。完了後にVSCodeの再起動が必要です。

zenkaku-search-mac

[windowsの場合]

下記の左側メニューアイコンをクリックします。

VSCodeの拡張機能(win)

次に検索窓に「zenkaku」と入力して出てきた下記のアイコンをクリックし、緑の「Install」ボタンを押しましょう。完了後にVSCodeの再起動が必要です。

全角機能(win)

HtmlHint

2023/04/08現在、拡張機能「HtmlHint」はメンテナンスされなくなったため非推奨とされています。
本コースコースでも導入は非推奨としています。

非推奨の拡張機能をインストールすると、下記のような影響が考えられます。

  • 最新のセキュリティ対策が施されていないため、ハッキングやマルウェアの脅威にさらされる可能性がある。(セキュリティの問題)
  • 最新のバージョンと互換性がないため、VSCodeの機能が正しく動作しなくなる可能性があります。たとえば、ファイルの自動保存、デバッグの実行、または他の拡張機能の使用に問題が発生することがある。( 機能の問題)

■代替となる拡張機能について
HTMLHintをインストールしてご利用してください。(名前が類似していますが、オレンジ色のアイコンです)

HTMLフォーマッタ

最後に、自動でHTMLの構文に即したインデントをつけるなど、HTMLを自動整形する機能を設定しましょう。

この機能を有効にすると、下記のようなコードが、

htmlフォーマッター前

macOSの場合:SHIFTキー+optionキー+Fキーで、windowsの場合:SHIFTキー+ALTキー+Fキーで下記のように自動整形されます。

htmlフォーマッター後

headとbodyにインデントがついて見やすくなりましたね。

時間短縮になるのでぜひ活用してください。

設定は下記のように行います。

[macOSの場合]

上部メニューバーの「Code」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

検索窓で「html.format.enable」と入力し、出てきた「Enable/disable default HTML formatter」の欄にチェックを入れます。すでに入っている場合はそのままで構いません。

また、再度検索窓に戻り「html.format.indentInnerHtml」と入力し、出てきた「Indent <head> and <body> sections」の欄にチェックを入れます。自動で保存されるのでそのまま閉じて構いません。

[windowsの場合]

上部メニューバーの「File」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

検索窓で「html.format.enable」と入力し、出てきた「Enable/disable default HTML formatter」の欄にチェックを入れます。すでに入っている場合はそのままで構いません。

また、再度検索窓に戻り「html.format.indentInnerHtml」と入力し、出てきた「Indent <head> and <body> sections」の欄にチェックを入れます。自動で保存されるのでそのまま閉じて構いません。

formatを有効化

インデント有効化

まとめ

HTMLのコーディングにおすすめしているVisual Studio Codeでの便利な設定について紹介しました。

少し数が多いですが、最初のこの一手間で驚くほど快適になるのでぜひ全て設定することをおすすめします。

また、本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

新HTML入門(Proglus)

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: HTML, vscode, 設定

VSCodeのプラグインBracket Pair Colorizerを導入して括弧を見やすく!HTMLに適用する方法も解説!

2020-11-05 By プログラミング入門ナビ編集部

微笑むエンジニア

はじめに

微笑むエンジニア
Image of unshaven smiling programmer man showing thumb up while working with computers in office

プログラミングをしていると、とにかく括弧がたくさん出てきませんか?

入れ子になっていたりすると、括弧がさらに増えて何が何だかわからなくなる…

誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

この記事では、そんな悩みを解決するためのおすすめの方法を解説します。

括弧が見やすくなるとバグも格段に減らせるので、打ち間違いが多発してなかなか効率が上がらないという方にもおすすめです。

Visual Studio Codeとは

今回ご紹介するのはVisual Studio Codeというエディタ向けの方法です(VSCodeと略称でも記載されます)。

このエディタは本サイトでもイチオシしていて、ほぼ全てのプログラミング言語に対応し、使い勝手も良いため近年人気が急上昇しています。

使ったことの無い方もこの機会にぜひ使用してみてください。下記から入手できます。

Download Visual Studio Code 

Bracket Pair Colorizerとは

VSCodeで使用できる便利なプラグイン(後付け便利機能)がBracket Pair Colorizerです。

(プラグインはExtensionとも呼ばれます。)

これを使うとソースコードが下記のようになります。

括弧の始まりと終わりを同じ色にして、またその括弧に挟まれた部分を色付きの棒でつないでくれるのでど、こからどこまでが一括りなのかとても見やすくなりますね。

プラグインの使用イメージ

詳しい説明を読みたい方は下記の公式ページをご覧ください。

Bracket Pair Colorizer(Microsoft Visual Studio Market Place)

インストール方法

VSCodeを開いたら画面左側下のアイコン(ブロックのようなマーク)をクリックして検索画面を開き「bracket」で検索してください(下図参照)。

おそらく一番上に「Bracket Pair Colorizer」が出てくるので右下の「Install」ボタンをクリックします。

検索画面

ほんの数秒でインストールは完了です。試しにJavaScript等のソースコードを見てみてください。

先ほどの画面例のように括弧が色付けされていれば成功です。

HTMLへの適用方法

初期設定では色付けされる括弧は「()」「[]」「{}」の3種類だけなので、JavaScriptやRubyなどは見やすくなりますが、HTMLには変化がありません。

せっかくですので、HTMLのタグも見やすくしてみましょう。

適用前

例えばこんなHTMLのソースコードがあったとします。

プラグイン適用前

VSCodeのデフォルト機能により、正しくインデントができていれば縦棒で対応する開始タグ・終了タグが繋がれているためある程度は見やすいですね。

しかし括弧(<>)が全て同じ色なので、書いている途中にはわかりづらく、間違えてインデントしてしまうことがありそうです。

設定方法

Bracket Pair Colorizerの設定からHTMLにも対応できるようにカスタマイズできます。

MacOSの場合

上部メニューバーの「Code」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

上に出てくる検索窓で「bracketpair」と検索するといくつかの候補が出てくるので、下図のように「Bracket Pair Colorizer: Consecutive Pair Colors」の項目を探して下線が引かれている「Edit in settings.json」をクリックしてください。

設定検索画面

「settings.json」はプラグインの設定項目が記載されたファイルです。これに手を加えることで細かいカスタマイズができます。

下図赤枠の部分を追記しましょう。

settings.jsonのイメージ

コピー&ペースト用に下記コードも書いておきます。

["<", "</"],
["<", "/>"],

Command+Sキーでファイルを保存してください。保存できたらファイルを閉じても構いません。

Windowsの場合

上部メニューバーの「File」→「Preferences」→「Settings」を開きます。

以降は上記「MacOSの場合」と同様です。

最後は、Ctrl+Sキーでファイルを保存してください。

適用後

早速、先ほどのHTMLファイルを見てみましょう。

タグの始まりと終わりが同色で表示され、別のタグだと黄色・ピンク・水色で色が使い分けられているのでかなり見やすくなりましたね。

また、カーソルを当てたところ(下図25行目〜32行目、section要素の部分)には開始タグから終了タグに挟まれた中身の部分が縦棒で繋がれているので、範囲がとても見やすいです。

プラグイン適用後

まとめ

女性の横顔
Photo of smiling cute woman using laptop and studying with exercise book while sitting in cozy cafe

VSCodeで括弧の対応が見やすくなるBracket Pair Colorizerについて、導入方法とHTMLへの対応方法を解説しました。

コードが見やすくなると些細なミスが減りますし、気分も上がりますよね。

簡単に導入できるので、ぜひやってみてください。

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Filed Under: ツールの使い方 Tagged With: Bracket Pair Colorizer, HTML, vscode, プラグイン

HTMLのエラーを自力で解決してみよう!演習方式で方法を解説!

2020-08-10 By プログラミング入門ナビ編集部

問題を抱えるエンジニア

はじめに

問題を抱えるエンジニア

HTMLのコーディングに慣れてくると、エラーが発生する回数も増えてきます。

エラー対処は「嫌だな」と思うかもしれませんが、実はプログラミング上達のための大変貴重な学習機会なのです。

「こういう書き方はダメなんだな」「じゃあ、こうだとどうなんだろう?」といった試行錯誤を通し知識の幅が広がります。

また、自力でエラーを取り除けるようになるのはエンジニアへの第一歩といっても過言ではありません。

この記事では、演習方式でHTMLのエラーを取り除いていくことで自力でエラー解決できるようになることを目指します。

演習問題の後に回答を解説するので、ご自身で演習の答えを考えてから確認してみてください。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

演習:HTMLのエラーを取り除く

https://www.youtube.com/watch?v=yyfLlI4bGXY&feature=youtu.be

 

回答:HTMLのエラーを取り除く

https://www.youtube.com/watch?v=e3Iig9w1WL8&feature=youtu.be

演習問題

表示させたいWebページのイメージは下記の通りです。

赤文字で見出しがあり、その下に段落がありますね。

エラーなしの表示結果

エラーありHTMLコード

これを表示させるためのHTMLコード例が下記ですが、ここにはいくつかのエラーがあります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>はじめてのHTML
  <stile>
    h1 {
      color: red;
    }
  </stile>
</head>
<body>
  <h1>はじめての見出し アップデート</h1>
  <p>はじめての段落</p>
</body>
</html>

実際に、ブラウザで表示してみると下記のようになります。

タイトルが長いですし、本文は白紙で、イメージとは程遠いですね。もちろんこれはエラーが原因となっています。

エラーありコードでの表示

一つ一つ、エラーを探してこれを解決していきましょう。

エディタの機能であたりをつけよう

HTMLはメモ帳などの簡単なアプリでも記述できますが、エラーを防いだりコーディング効率を上げるためにも便利なエディタを使うのがおすすめです。

本サイトで特におすすめしているのはMicrosoft社が開発したVisual Studio Codeで、使いやすい上に無料で使えるため人気があります。

特にこだわりがない場合はぜひインストールして使ってみてください。

また、Visual Studio Code(以下、VSCode)でエラーを発見しやすくする便利な設定方法については下記で解説しています。

Visual Studio CodeでHTMLを書くときの便利な設定方法!ミスの防止や開発効率UPに役立てよう

実際にVSCodeで上記の設定をしてから今回のエラーありHTMLコードを開くと下記のように表示されます。

VSCodeの拡張機能により、エラーが疑われる箇所に波線が引かれるので、あたりをつけやすくなりますね。

VSCodeでコードを書いた状態

これを参考にエラーのある場所を考えてみてください。

ヒント:エラーは全部で4箇所あります。

回答:どこにエラーがあったのか

エラーの対処方法は思いつきましたか?それでは順に見ていきましょう。

まずはエディタのエラーチェック箇所を確認

前述の通りVSCodeのエラーチェック機能でマークがついているところが怪しいですね。

VSCodeでのエラーチェック

(1)metaタグ内の全角スペース

HTMLではタグ内で全角文字が使用できません。本来半角スペースにすべきところが全角スペースになってしまっていますね。

これを半角スペースに修正しましょう。

(2)title終了タグ忘れ

基本的に波線マークがついている箇所そのものにエラーがあるわけでなく、その周辺や要素内にエラーがあることが多いです。

今回もheadの終了タグに波線がついていますがこれ自体には問題なさそうですね。

波線の上にカーソルを置くとエラー詳細を見ることができます。

headタグエラー詳細

「missing: [ </title> ]」という文言がありますね。title終了タグがないという意味です。

確かに書き忘れているようなので、追加しましょう。

(3)h1開始タグが全角文字

h1終了タグにも波線がありますが、</h1>自体にはエラーがなさそうです。

カーソルを置いてみましょう。

h1エラー部の詳細

「no start tag:[ </h1> ]」という文言がありますね。これは</h1>に対しての開始タグがありませんよ、という意味です。

開始タグはあるはず…とよく見ると、タグの色が周りと違っていて不自然ですね。それに何だか文字が大きいような…

お気づきでしょうか。h1開始タグが全角で書かれてしまっていますね。

タグは半角で書くのがルールなので、半角に修正しましょう。

ブラウザでの表示チェックもしてみよう

ここまででエディタのエラーチェック箇所はなくなりました。

他にもエラーがあるかもしれないので、ブラウザで表示させてみましょう。

ブラウザでの際表示結果

白紙ではなくなりましたが、最初の仕上がりイメージとはまだ異なりますね。

スタイルを指定した部分のコードがそのまま表示されているのと、見出しの赤文字が反映されていません。

このことから、スタイル指定部分のあたりでエラーがあると想定されます。

(4)styleタグのスペルミス

コードに戻って見てみましょう。

スタイル指定部のエラー

「<style>〜</style>」となっていなければならない箇所が、スペルミスで「<stile>〜</stile>」になってしまっていますね。

これによりスタイル指定がうまくいかず、先ほどのような表示になってしまったわけです。

このスペルミスも修正しましょう。

ブラウザで表示すると、イメージ通りの結果になっているので、エラーは全て取れたと考えられます。

構文チェックツールで最終確認

ブラウザでの表示結果に問題がなくとも、実際にはコードにエラーが残っていることがあります。

ブラウザによっては高機能なものがあり、多少のエラーならば自動的に独自解釈して表示できることがあるためです。

しかし、一部のブラウザでは表示できて、他のブラウザで表示できないというのでは根本的なエラー解決になりません。

そこで、構文チェックツールを使って最終確認をしてみましょう。

構文チェックには、HTMLの規格策定団体であるW3Cが公式に提供している下記のツールがおすすめです。

W3C Markup Validation Service

「Validate by Direct Input」のタブを開き、空欄にコードをコピー&ペーストして「Check」ボタンを押します。

構文チェックツールへの入力方法

結果は下記のようになります。

構文チェック結果

もしミスがあればその詳細が表示されますが、ミスがない場合は上記のように緑色の帯が出て、エラーが見つからなかった旨が表示されます。

これでめでたく全てのエラーを解決できました!

まとめ

堂々と微笑む女性

HTMLのエラーを自力で解決する方法を演習形式で解説しました。

実際にはここで取り上げたエラーだけでなく、様々なものが出るでしょう。

しかし、紹介した手順と同じ方法で確認していくことで、解決の糸口が掴めるはずです。

エラーが出ても怯まずに、理解を深めるチャンスと捉えてぜひ頑張ってください。

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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