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AWS

AWS無料枠はどれぐらい?利用するときは3つの点に注意!

2020-05-06 By プログラミング入門ナビ編集部

AWSは、一定期間無料で試すことができます。認定試験に向けて勉強する方、クラウド構築にまだ慣れていない、これから取り組もうとしている方にはうれしいサービスですね。無料枠を利用するにあたり、どれぐらいの期間・容量を使用できるのか、また気を付けなければならない点について、解説いたします。

 

どれぐらいの期間、無料で使えるの?


AWSには、新規アカウント作成から12ヶ月間、無料で使える枠があります。無料枠の概要について説明していきますので、ぜひ参考にしてください!
(詳細は、下記URLをご参考ください。AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト合格に向けて学習する前に目を通しておきましょう。)

(参考)
AWS 無料利用枠
https://aws.amazon.com/jp/free/
AWS 無料利用枠に関するよくある質問
https://aws.amazon.com/jp/free/faqs/?ft=nf

 

無料利用枠で利用できるサービス

無料枠では、AWSが提供するさまざまなサービスが利用できます。代表的な無料枠としては、Amazon EC2インスタンスサイズ。マシンスペックがt2.microの仮想サーバが、月間で750時間も使えます。

「24時間×31日=744時間」なので、1ヶ月連続で運用しても無料です!

また、Amazon RDSというリレーショナル・データベースのサービスも、月間で750時間使えます。Amazon S3というストレージサービスも、5GBを無料で使えます。

学習目的であれば、無料枠で収まる範囲です。私の経験では、学習目的のAWS利用で、無料枠からはみ出て膨大な請求が来たことはありません。基本的に費用はご自身の管理でお願いしていますが、このコースで、無料枠を超えることが想定される場合は都度お伝えします。

 

もし費用がかかるとしたら、AWSの利用はどれぐらいかかる?


AWSの料金は従量課金のため、使った量(例:時間、容量)だけ課金されます。携帯電話の通話料のイメージですね。

例えば、こちらの条件。

  • EC2
  • 仮想サーバ
  • 東京リージョン
  • インスタンスサイズ:t2.micro
  • OS:Linuxの場合

0.0152USD/時間なので、1ドル110円換算で、約1.7円/1時間。
サーバの性能によって、値段は違います。1秒単位最低60秒で、課金が発生します。

料金は、変更頻度(主に値下げ)が多いので、必要の際は常にAWSの料金表を確認してください。

(参考)Amazon EC2 の料金
https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/

AWSでは過去10年間で70回以上(!)の値下げが実施されています。
(参考)AWSのクラウドが選ばれる10の理由
https://aws.amazon.com/jp/aws-ten-reasons/

 

AWS無料枠を利用する際の3つの注意点


・サービスの停止・削除
従量課金ですので、不用意な課金が発生しないよう、利用しなくなったサーバー(サービス)は停止・削除しましょう。

・AWSの退会
学習が終わり、当面AWSアカウントを使わないという場合は、退会をおすすめします。もちろん、継続して利用することもOKです。

・学習してから各サービスを利用する
AWSには、本当にいろいろサービスがありますが、よくわかっていない状態で使用するのはセキュリティ面や、費用の面で危険なのでやめましょう。

まとめ

AWSのドキュメントや、このコースなどで勉強して理解を深めてから、各サービスを利用してください。AWSの無料利用枠は、学習するためには十分な量です。ぜひ無料期間の間に効率的な学習を進めていきましょう!

 

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AWSを理解するうえでかかせない「リージョン」と「アベイラビリティーゾーン」を徹底解説!

2020-04-20 By プログラミング入門ナビ編集部

AWSを利用する際に、リージョンとアベイラビリティーゾーンという概念を理解することはとても重要です!0にはできない障害に対して、AWSがどのような対策をとっているか理解しましょう!

(参考)グローバルインフラストラクチャ
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/global-infrastructure/

動画収録時点では、AWSは22 の地理的リージョンと、 69 のアベイラビリティーゾーンで運用されています。

リージョンとアベイラビリティーゾーンの基本を解説

リージョン(Region)とは?

リージョンとは、AWSサービスが運営されている拠点(国や地域)です。つまり、物理サーバがある地域のことです。東京、香港、オレゴン、北カルフォルニアなど世界に22リージョンがあります(動画収録時点)。

さらに、各リージョン内 に、バーチャルな概念のデータセンターが複数あります。

アベイラビリティーゾーン(Availability Zone)とは?

アベイラビリティーゾーンは「AZ.」、 略してエーゼット、エジーと呼ばれます。1つのAZは、複数のデータセンターから構成されています。バーチャルな概念のデータセンターのイメージです。物理的な構成は、AWSのユーザーからはわかりません。

東京リージョンでは、ap-northeast-1a から ap-northeast-1dまでの、4つのアベイラビリティーゾーン があります。

AWSアカウントによっては、使えないアベイラビリティーゾーンがあります。公式には発表されていないようですが、アカウントを作った時期に依存するようです。

AZ間では、地理、電源、ネットワークが分離されていています。
セキュリティの観点から、AZを構成するデータセンターの住所は正式には公開されていませんが、それぞれ数十キロ程度離れているようです。
もし、地震や火災、停電、AWSのシステム障害、局所的な障害で一つのAZが使用不能になっても、サービスを継続できる設計が可能です。

各AZ間は、高速なネットワークで接続されています。ネットワークレイテンシは、(保証はされていませんが)通常は2msec以下です。

マルチAZ

複数のAZを利用して、システムを冗長化させて構築することを、マルチ AZと呼びます。

停止させることなく稼働し続けること、つまり可用性を高める手段として、AWS EC2といった仮想サーバや、AWS RDSといったデータベースサービスをマルチAZの構成にすることは、基本的な手段となります。

AWSを使ったサービス設計において、障害発生は前提条件です。アーキテクトは、仮に障害が発生しても、可用性を高める設計でコストを考慮しながら行います。

例えば、関東で大規模震災が起きてもサービスを絶対に止められないミッションクリティカルなサービス(金融関連、社会インフラ、グローバル公開しているサービス)の場合は、マルチリージョンにする方法も考えられます。

 

ユーザーが快適にコンテンツを利用するためのエッジロケーション

主に、CDNを提供するためのデータセンターとしてエッジロケーションというものがあり、世界で180か所に点在しています(動画収録時点)。

(参考)Amazon CloudFront の主な特徴
https://aws.amazon.com/jp/cloudfront/features/

CDNとは、コンテンツデリバリーネットワークの略でウェブコンテンツをインターネット経由で配信するために最適化されたネットワークです。
ユーザーが、地理的に近いエッジロケーションからコンテンツを利用することで、低レイテンシで効率よくコンテンツを利用できます。

動画制作時点で、Amazon CloudFrontは、 33 か国 73 都市にある 191 とあります。
ユーザーが、地理的に近いエッジロケーションからコンテンツを利用することで、低レイテンシで効率よくコンテンツを利用できます。

 

リージョン間の通信はどれぐらいの速度があるの?

リージョン間は、高速回線で結ばれています。

(参考)グローバルネットワーク

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/global-infrastructure/global_network/?p=ngi&loc=3

ネットワークレイテンシは、距離に依存(光の速さより早くならない)しているため、注意が必要です。

例えば、アメリカのバージニアリージョンに配置したWebサーバから、東京リージョンにあるデータベースにアクセスする。片道で200msecかかり、往復で400msecだとすると体感でも遅延するのがわかるレベルなので、ユーザーが我慢できなくなってしまう感じです。

AZ間のネットワークレイテンシは、問題にならないことが多いですが、リージョン間の通信は、ネットワークレイテンシが問題になることがあるので注意してください。

通常リージョン以外の特別なリージョンを解説!

大阪ローカルリージョン

大阪にもローカルリージョンというものがあります。
大阪ローカルリージョンは、東京リージョンで大規模震災などが起きた際、大阪に切り替えて使うといったバックアップに用意された場所だと考えてください。

使えるサービスにも制限があり、AWSに申請して許可をもらわないと使えません。そのため、このコースの学習で使うリージョンには使いません。

(参考)大阪のローカルリージョンが 2021 年初頭までに 3つのアベイラビリティーゾーンを持つ完全な AWS リージョンに拡大されることが 発表されました。

「AWS 大阪ローカルリージョンをフルリージョンへ拡張中」

AWS GovCloud (米国西部) リージョン

アメリカ政府専用のリージョンです。

北京(Beijing)、寧夏(Ningxia) リージョン

中国にあるAWSリージョンです。現地の法規制に従う関係で、特別に申請が必要となります。

また、リージョンによってコストが違うのも特徴の一つです。
電気代、土地代等の物価に差異があるため、リージョンによってコスト内容が異なります。
日本は比較的高額な部類のリージョンに入るようです。用途によっては、価格が安いリージョンを使う方法もあります。

(参考)リージョン、アベイラビリティーゾーン、および ローカルゾーン
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/using-regions-availability-zones.html

まとめ

「リージョン」と「アベイラビリティーゾーン」について、特に重要なポイントは、

  • 国や地域ごとにリージョンがある。
  • リージョン内には複数のアベイラビリティーゾーン(AZ)がある
  • AZ間は物理的に離れている。
  • マルチAZ構成により可用性が高まる。

です。

それぞれの特徴を理解し、AWSをマスターしましょう!

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「AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト」合格への最短ルート!

2020-04-14 By プログラミング入門ナビ編集部

複数あるAWS認定試験のなかでも、ソリューションアーキテクト アソシエイト合格を目指す方に、学習方法や学習の流れについて紹介します!試験合格の戦略をしっかりと立てて最短での合格を目指しましょう!

AWS試験合格に有利な条件はあるの?

最善の試験準備はずばり「実用的な経験を積むこと」です。AWS を 1 年以上実際にお使いいただくことをお勧めします。 AWS公式サイトが、そう明言しており、AWSを実際に使って実務経験を積むことが、一番効果的な試験対策となります。

しかし、1年も実務経験を積むまで待てない方もいるでしょう。また、アプリケーションエンジニアの方などAWSを使うことはあるけれど、常にAWSと向き合っているわけではない、限られたサービスしか使っていない、などの方もいるでしょう。

実務でAWSに接する機会がないとAWS認定合格は難しいの?

そんなことはありません。戦略的に試験勉強を進めれば、最短で試験に合格できます!

■試験合格までの最短ルート


AWS公式トレーニング
and/ or 本コースを受講する、試験準備リソースで学習する
↓
AWS公式 模擬試験

↓合格見込みが立つ

本番試験


AWS公式トレーニングは、3日間の集合研修で受講できます。動画収録時点で、価格は21万円(税別)です。費用面で問題がなければ、AWS公式トレーニングを受講しましょう。認定試験実施者のトレーニングですので、情報の速報性や網羅性が高いと想定されます。

費用面から断念せざるを得ない受講生の皆さんにも、お勧めの勉強法があります。

本コースを受講する

すでに受講いただいていますが、例えば本コースのようなオンラインコースを受講して学習する方法もあります。

試験準備リソース で学習する

AWSが提供している無料の学習リソースですので、ぜひ利用してください。リソースの種類や重要度については、「AWSの公式学習リソース」にて取り扱いますので、参照してください。

 

模擬試験を受けて、自分の実力を確かめる

一通りの学習が終わったら、本番試験の前に、AWS公式の模擬試験を受けることをおすすめします。費用は動画収録時点で、2,000円(税別)でオンラインで受講することができます。

模擬試験を受けて自信がつき準備が整ったら、本番の試験を受講しましょう。これで、合格は間違いありません!
繰り返しになりますが、有料のコンテンツについては、必須条件ではありません。自分に合った試験勉強法で、効率的に進めていきましょう!

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AWSを学ぶために欠かせない5つの学習ツールをご紹介!

2020-04-14 By プログラミング入門ナビ編集部

今やwebサービス開発に欠かすことができないAWS。このAWSについて学ぶために、AWS公式学習リソースがあるのをご存じですか?AWS は学習に役立つ多くのドキュメントを公開しており、AWS認定試験の勉強や実務でもたいへん役立ちます。このコースの受講と合わせてぜひご利用ください。

AWS公式学習リソースにはどのようなものがあるの?


AWS公式学習リソースは、無料で利用でき、AWS認定試験の範囲外の内容も含まれます。全部読むことが一番理想的ですが、あまりにもたくさん数があるため、全てに目を通すことは正直難しいです。

効率的に学習を進めるための、各ドキュメントの紹介と利用方針について説明いたします。

AWS クラウドサービス活用資料集

重要度:◎

https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/

Black Belt オンラインセミナーといった方が、ピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。
AWSクラウドサービス活用資料集は、わかりやすいものが多く取り組みやすいのでおすすめです。気になったトピックを選択して学習しましょう。また、AWSの最新動向を把握するのにも役立ちます。

AWSが、毎週あるトピックについて、Black Belt オンラインセミナーを開催しています。ドキュメントを読み込んでAWSのサービスを理解することは、時間がかかりますが、Black Belt オンラインセミナーを受講すれば、サービスの概要を短時間で把握することが可能です。

Black Belt オンラインセミナーでざっくりと把握した後、ドキュメントを読んだり、実際にサービスを使ってみたりすれば効率的にAWSを学ぶことができます。リアルタイムでオンラインセミナーに参加できなくても、動画や資料はWebサイト上で共有されますので、いつでも学習ができます。

AWS Well-Architected Framework

重要度:◎
https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/

こちらは、AWS活用のベストプラクティス集です。

  • 運用上の優秀性
  • セキュリティ
  • 信頼性
  • パフォーマンス効率
  • コスト最適化

の観点で、Q&A形式で記載されています。
AWS認定試験でも、ベストプラクティスは知っておくべき内容ですので、認定試験の前に必ず読むようにしてください。

AWS ホワイトペーパーとガイド

重要度:◯
https://aws.amazon.com/jp/whitepapers/

ホワイトペーパーでは、AWSのアーキテクチャ、セキュリティ、コストなどテーマごとに、サービスの使い方など、実践的な情報が記載されています。
ただし、非常に量が多いです。ソリューションアーキテクトのアソシエイトレベルの合格であれば、全部読む必要はありません。
深堀りして学習したいところをピックアップして読む、という使い方がおすすめです。

AWS ドキュメント

重要度:◯
https://docs.aws.amazon.com/

AWSの公式ドキュメントです。全部読むというよりは、リファレンス的に使うことが多いです。ホワイトペーパー同様に、深堀りして学習したいところから、ピックアップして読んだり、わからないところを調べたりするために使います。

AWS Summit

重要度:◯

AWS Summit Tokyo 2019
https://aws.amazon.com/jp/summits/tokyo-osaka-2019-report/

AWSが毎年開催しているオフラインの「AWS Summit」イベントに参加するのもおすすめです。日本では東京と大阪で開催されます。2020年の開催については、こちらでアナウンスされています。
https://aws.amazon.com/jp/summits/2020/

AWSの基礎から応用、最新のトピックまで幅広く学べます。私も、都合が付けばできるだけ行くようにしています。

イベントに参加できなくても、一定期間経過後にはなるのですが、資料と動画がWebサイトで無料公開されるので学習に利用できます。こちらも量が多いので、必要なトピックをピックアップして利用することをおすすめします。

まとめ

学習に役立つAWSの公式学習リソースについて紹介しました。AWSの学習ツールは多くありますが、まずはAWSが公式で提供するツールで基礎的な力を身につけることが重要です。概要を知りたいのか、それとも内容を深堀りしたいのか、学習方法に応じてぜひご活用ください。

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AWS(Amazon Web Services)とは?知っておくべき基本やメリットを解説!

2020-04-10 By プログラミング入門ナビ編集部

向かい合ったパソコン

webサービス開発に関わる際に、よく耳にするのがクラウド。特に一番人気なのが、AWSというAmazonが提供しているクラウドサーバー。今回は、このサービスについて徹底的に解説いたします!

はじめに押さえるべきAmazon Web Services (AWS)の基本

Amazon Web Services (AWS)とは、ECサイトで有名なAmazon が提供するクラウドコンピューティングサービスです。クラウドコンピューティング とは、コンピューターリソースの利用形態の一つです。いわゆるクラウド(Cloud = 雲)と呼ばれるものです。

そのサービス内容は、IT リソースを

  • 必要な時に
  • 必要な分だけ
  • 低価格で

利用できるサービスです。

AWSの場合、物理的なコンピューターをAWSが保有しています。それを、利用した時間、利用したデータの量によって使用した分だけ利用者が使用料を支払います。

クラウドとオンプレミス、どっちがいいの?両者の違いを解説


AWSのようなクラウドと対比されるのが、オンプレミスです。
オンプレミスとは、物理的なコンピューターを自前で購入、設置して運用することを指します。

クラウドとオンプレミスの大きな違いは、下記の通りです。

クラウド オンプレミス
サーバコスト 初期費用不要。使った分だけ利用料を払う 初期に全額必要
調達期間 数分 数週間〜数ヶ月
サーバの追加・削減 数分。使用料が変更。 時間とコストが掛る
物理サーバの管理 不要 必要

クラウドはどんな場面で利用するの?そのメリットは?


AWSをはじめとするクラウドサービスの場合、需要に応じて、サーバのリソースを必要な時に応じて増減できます。

例えば、ECサイトを運用する時、利用者の増えるクリスマスシーズンだけサーバを増強できます。また、自分のサービスがTVで取り上げられるから、その時間はサーバを増強しよう、ということもできます。

一方、サービスの会員登録が計画より伸び悩んだ際には、サーバリソースを減らしてコストを削減できます。Webサービスを公開しても、うまく行かずにサービスクローズというのは、残念ながらよくあることです。AWSのようなクラウドサービスを利用していれば、サービスの利用を停止すれば済みます。それ以上費用は掛かりませんので、新規事業開始時のリスクを最小限に抑えられます。

もし、オンプレミスで運用していれば、サーバの増減は簡単にできません。予測される最大の負荷を基準として、サーバを準備しておかなければいけません。利用量が伸び悩んだ際はサーバが無駄になり、もし予想を上回った負荷がサーバに掛かった時には、サイトが重くなり機会損失になります。

クラウドのもう一つのメリット、メンテナンスを任せられる

物理サーバは、壊れるものだと考えてください。壊れた場合は修理が必要になります。

私は、オンプレミスの障害対応の経験があります。
データセンターに出向き、障害状況を確認、故障箇所を把握。一旦会社に戻り、部品をメーカーから取り寄せ。後日届いたら、データセンターにもう一度出向いて、部品交換したり、代替機と交換したり、などなど。。。体力勝負のところもあり、かなり大変です。

その点、AWS であれば、物理サーバのメンテナンスは、AWSがやってくれます。
最近は、物理サーバに触れる機会がなくなったので、精神的にも体力的にもとても楽になりました。

たくさんあるクラウドサービス、AWSが断然オススメ

アメリカの調査会社の2018年のデータによるクラウドインフラサービス(IaaS、PaaS、ホステッドプライベートクラウド)の市場シェアは下記の通りです。

1位 Amazon Web Services(Amazon) 35%
2位 Azure (Microsoft) 14%
3位 GCP (Google)   8%

参照:
The Leading Cloud Providers Increase Their Market Share Again in the Third Quarter
– Synergy Research Group

複数あるクラウドサービスですが、エンジニアの立場で考えるとシェアが大きいサービスを利用すれば、仕事で役立つ機会が増えます。AWSに詳しくなっておくというのは、おすすめです。最近の5年で関わったWebサービスの開発で、AWSを全く利用していないケースは記憶がありません。

また、AWSを選択する理由として、シェアNo.1 サービスだからという理由は稟議が通りやすい傾向があります。

 

そもそも、どうしてAmazonがサーバ技術を外部に提供しているの?

世界最大のEコマースサイトである「Amazon.com」のWebサイトトラフィックは世界でもトップクラスです。日々、大規模なサービスを支えるため様々な課題を解決して、サイト稼働させるサービスを、仮想化基盤としてサーバを構築していました。

Amazonが抱えている課題は、外部の顧客も抱えているはず。ならば、外部の顧客にも提供しよう、とサービスを開始したのがAWSの始まりとされます。

自社内だけの技術として、外に出さないほうがAmazonにとって得ではないか? と思われた方もいらっしゃると思います。外にも提供する理由として、Amazonには「地球上で最もお客様を大切にする企業を目指す」というミッションがあります。

ECサイトAmazon.comのスキームは、
1.品揃えと低価格を徹底的に追求
↓
2.取引量が増加して、パートナー起業が増加する
↓
3.規模の経済が働くと、顧客が増えて
↓
4.さらなる品揃えと低価格を実現
(1に戻り、繰り返す)

AWSも同様で、規模の経済が働くため、一般の顧客にAWSを提供することによって、コストダウンを実現できます。
Amazonも得をする、顧客も得をする。
これらの理由で、自社内だけの技術とせずにAWSとしてサービスを公開しています。

AWS の歴史で、日本のユーザーにインパクトがあったイベントを紹介します。

2006/3/14  Amazon S3 リリース
2006/8/25  Amazon EC2 リリース
2011/1/19  AWS 東京リージョンが開設

日本では、東京リージョンが開設してから、普及が進みました。

Amazonは、積極的に投資を行うので、赤字もしくは少し黒字くらいのイメージがある方も多いと思いますが、AWS事業は黒字です。

Amazonの2019年度第2四半期決算(米国時間6月30日締め)によると、AWSの売上高は83億8,000万ドル(前年同期比37%増)、営業利益は21億2,000万ドルと膨大な数字です。

AWSを利用するために、すべてのサービス内容を学ぶ必要はない!

当初AWSは、IaaS 、つまりハードウェアに近いところのサービスを提供していたのですが、現在は、IaaSだけでなくPaaS、SaaSのすべて階層を提供しています。

階層名 例
Infrastructure as a Service(IaaS) EC2 仮想コンピューター
Platform as a Service (PaaS) RDS データベース
SaaS (Software as a Service) Amazon Connect クラウドベースのサポートセンター運用支援アプリケーション

AWSはIaaSだけ提供しているのでは?と思われた方、それはかなり古い情報です。AWSは今や、IaaS、PaaS、SaaS 、さらにはそれ以上と言葉だけでは表せない広範囲領域をカバーするサービスです。また、サービス内容は日に日に増えています。

しかしながら、一つのサービスを作る時に、全部の機能を使うことはありません。また、AWS 認定試験で重要視される部分は、限られてきますので安心してください。

AWS認定試験で大切なカテゴリとしては、

  • コンピューティング
  • ストレージ
  • 管理とガバナンス
  • セキュリティ、ID及びコンプライアンス
  • データベース
  • ネットワーキングとコンテンツ配信
  • アプリケーション統合

になります。

AWS認定試験合格を目指している方は、上記カテゴリに的を絞れば合格はけっして難しいことではありません。効率的に勉強をすることで、スキルアップにつながる資格を取得しましょう!

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