今やwebサービス開発に欠かすことができないAWS。このAWSについて学ぶために、AWS公式学習リソースがあるのをご存じですか?AWS は学習に役立つ多くのドキュメントを公開しており、AWS認定試験の勉強や実務でもたいへん役立ちます。このコースの受講と合わせてぜひご利用ください。
AWS公式学習リソースにはどのようなものがあるの?
AWS公式学習リソースは、無料で利用でき、AWS認定試験の範囲外の内容も含まれます。全部読むことが一番理想的ですが、あまりにもたくさん数があるため、全てに目を通すことは正直難しいです。
効率的に学習を進めるための、各ドキュメントの紹介と利用方針について説明いたします。
AWS クラウドサービス活用資料集
重要度:◎
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/
Black Belt オンラインセミナーといった方が、ピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。
AWSクラウドサービス活用資料集は、わかりやすいものが多く取り組みやすいのでおすすめです。気になったトピックを選択して学習しましょう。また、AWSの最新動向を把握するのにも役立ちます。
AWSが、毎週あるトピックについて、Black Belt オンラインセミナーを開催しています。ドキュメントを読み込んでAWSのサービスを理解することは、時間がかかりますが、Black Belt オンラインセミナーを受講すれば、サービスの概要を短時間で把握することが可能です。
Black Belt オンラインセミナーでざっくりと把握した後、ドキュメントを読んだり、実際にサービスを使ってみたりすれば効率的にAWSを学ぶことができます。リアルタイムでオンラインセミナーに参加できなくても、動画や資料はWebサイト上で共有されますので、いつでも学習ができます。
AWS Well-Architected Framework
重要度:◎
https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/
こちらは、AWS活用のベストプラクティス集です。
- 運用上の優秀性
- セキュリティ
- 信頼性
- パフォーマンス効率
- コスト最適化
の観点で、Q&A形式で記載されています。
AWS認定試験でも、ベストプラクティスは知っておくべき内容ですので、認定試験の前に必ず読むようにしてください。
AWS ホワイトペーパーとガイド
重要度:◯
https://aws.amazon.com/jp/whitepapers/
ホワイトペーパーでは、AWSのアーキテクチャ、セキュリティ、コストなどテーマごとに、サービスの使い方など、実践的な情報が記載されています。
ただし、非常に量が多いです。ソリューションアーキテクトのアソシエイトレベルの合格であれば、全部読む必要はありません。
深堀りして学習したいところをピックアップして読む、という使い方がおすすめです。
AWS ドキュメント
重要度:◯
https://docs.aws.amazon.com/
AWSの公式ドキュメントです。全部読むというよりは、リファレンス的に使うことが多いです。ホワイトペーパー同様に、深堀りして学習したいところから、ピックアップして読んだり、わからないところを調べたりするために使います。
AWS Summit
重要度:◯
AWS Summit Tokyo 2019
https://aws.amazon.com/jp/summits/tokyo-osaka-2019-report/
AWSが毎年開催しているオフラインの「AWS Summit」イベントに参加するのもおすすめです。日本では東京と大阪で開催されます。2020年の開催については、こちらでアナウンスされています。
https://aws.amazon.com/jp/summits/2020/
AWSの基礎から応用、最新のトピックまで幅広く学べます。私も、都合が付けばできるだけ行くようにしています。
イベントに参加できなくても、一定期間経過後にはなるのですが、資料と動画がWebサイトで無料公開されるので学習に利用できます。こちらも量が多いので、必要なトピックをピックアップして利用することをおすすめします。
まとめ
学習に役立つAWSの公式学習リソースについて紹介しました。AWSの学習ツールは多くありますが、まずはAWSが公式で提供するツールで基礎的な力を身につけることが重要です。概要を知りたいのか、それとも内容を深堀りしたいのか、学習方法に応じてぜひご活用ください。
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