データベースのデータ型とは何か、主なデータ型の種類について、データベースやSQLの初心者向けに説明いたします。
標準SQLを意識した内容としていますが、具体的にはMySQLについて記述しています。
この記事は、世界最大級のオンライン学習プラットフォームUdemyにて公開中のオンライン講座「はじめてのSQL・データ分析入門 – データベースのデータをビジネスパーソンが現場で活用するためのSQL初心者向コース」のサポート記事です。
データ型とは
- データベースでは、テーブルを作成する時に、それぞれの列(カラム・フフィールド)に指定した形式のデータしか、入力できないように設定する。
-
この時指定するデータの形式をデータ型という。
主なデータ型の種類
- 数値型
- 文字列型
- 日付・時刻型
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数値型
int型 (イント、インテジャー)
- 整数 -2147483648~2147483647
tinyint型 (タイニーイント)
- とても小さな整数 -128~ 127
float型(フロート)
- 小さい (単精度) 浮動小数点数 -3.402823466E+38 から -1.175494351E-38、0、および 1.175494351E-38 から 3.402823466E+38
double型 (ダブル)
- 普通サイズ (倍精度) 浮動小数点数 -1.7976931348623157E+308 から -2.2250738585072014E-308、0、および 2.2250738585072014E-308 から 1.7976931348623157E+308
数値型 補足①
int unsigned
数値は、符号なしとすることができます。言い換えると、正の整数だけ扱うとすることができます。正の整数だけ扱うことで、扱える値の範囲が増えます。
tinyint(1)
- 真偽値 true / falseを扱うことができる
- 内部的には true は数字の 1 、 false は数字の 0 で管理されている※関連して・・・MySQL では 0 と null が false で、空文字を含むそれ以外の値は全て trueとなる。
null(ヌル)
- データが存在しないことを表す値のこと
数値型 補足②
実務上、
– 整数型はint
– 整数の中でも、真偽値を扱いたいときや、127以下の数字を扱う時はtinyint
– 小数を扱う時は、doubleを使うことが多い。
– floatは、floatを使う理由が明確に説明できる場合には使う。
文字列型
char型 (キャラ)
- 固定長の文字列 255文字まで。文字列を格納する時に指定した長さになるようにスペースが埋め込まれれる
例) 商品コードで5桁固定 “CD123”。 定義方法 : char(5)
varchar型(バーキャラ)
可変長の文字列 255文字まで。
例)email “nakamura@example.com”。 定義方法:varchar(255)
text (テキスト)
長い文字列 65535文字まで・・・実務上は、255文字まではvarchar, それ以上はtextとすることが多い。
日付・時刻型
date型(デイト)
- 日付 ‘1000-01-01’ から ‘9999-12-31’
datatime型(デイトタイム)
- 日付と時刻 ‘1000-01-01 00:00:00.000000’ から ‘9999-12-31 23:59:59.999999’
time型(タイム)
- 時刻 ‘-838:59:59’ から ‘838:59:59’
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