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プログラミング入門

HTMLに欠かせない「属性」とは?画像の表示方法を例にわかりやすく解説!

2020-08-31 By プログラミング入門ナビ編集部

HTMLの付箋が飾られている

はじめに

HTMLの付箋が飾られている

改行や区切り線、見出しといった簡単なHTMLを理解できるようになったそこのあなた、学習はいいペースで進んでいるようですね。

これまで覚えてきた要素は「開始タグ・コンテンツ・終了タグ」の構成がほとんどで、開始タグの中にはタグ名しか入っていないことが多かったのではないでしょうか?

例えば見出しならば<h2>はじめに</h2>といった感じです。

しかし、HTMLをマスターするにはもう一つ覚えるべき「属性」という機能があります。初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

この記事では属性の説明と、画像の表示方法を例にした使い方解説を行います。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=GkMs6uPgHsE&feature=youtu.be

属性とは?

わかりやすくいえば「属性」(英語でAttribute)とはタグの設定を行うための機能です。

言い換えると、属性によってタグを使用する際のオプションを設定できます。

属性の基本構文

属性を使う場合の基本構文は下記の通りです。

<タグ名 属性名="属性値"></タグ名>

開始タグの中に、「属性名」と「属性値」があり、この2つを合わせて「属性」と呼びます。

属性の使用例

実際に属性がどのように使われるのか見てみましょう。

<a href=”https://www.google.co.jp/”>Google</a>
<img src="cat.jpg">
<link rel="stylesheet" href="default.css">

1行目は「a要素」といい、他のウェブページへのリンクを設定できます。開始タグにあるhref属性でリンク先のURLを指定していますね。

2行目は「img要素」で、画像表示が可能です。この例ではsrc属性を使って画像のファイル名を指定しています。詳しい使い方は次項にて詳しく解説するのでそちらを参照してください。

3行目は「link要素」といい、外部リソース(文書や画像等)へのリンクを設定できます。rel属性でリンク先との関係(この例ではスタイルシート)、href属性でリンク先のファイル名を指定していますね。

このように、要素によってはタグ名とコンテンツだけではその機能が果たせないことがあり、開始タグの中でオプションを指定する必要があるので、こういった場合に属性を使用するわけです。

属性の一覧

MDNのサイトではHTMLで使用できる属性の一覧を確認できます。

HTML 属性リファレンス – HTML: HyperText Markup Language

全てを暗記する必要はなく、必要に応じて参照すればOKですが、どのような属性があるか気になる方は見てみてください。

画像の表示で属性を使ってみよう

ここからは実際に画像の表示をするHTMLを書きながら属性の使い方をマスターしていきましょう。

下準備として、下記のリンク先に例題用に用意した犬の画像がありますのでダウンロードしてください。

犬の画像(例題用)

src属性の使い方:相対パス

エディタで新規ファイル「attribute.html」を作成し、下記のように打ち込んでください。

また、先ほど用意した犬の画像「dog.jpg」をattribute.htmlと同じフォルダ下に置きましょう。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>属性の練習</title>
  </head>
  <body>
    <img src="dog.jpg">
  </body>
</html>

ブラウザで表示して下記のようになればOKです。

相対パスでのimg表示

ここで、img要素のタグ内で「src=”dog.jpg”」と書いてあるのに注目してください。

このHTMLファイル(attribute.html)から見て同じフォルダ内に「dog.jpg」があるのでファイル名を指定するとこの画像を表示することが可能です。

HTMLファイルから見た場合に画像ファイルがどこにあるのか?を相対的に指定するので、このような指定方法を「相対パス」指定と呼びます。

src属性の使い方:絶対パス

先ほどのように画像ファイルがHTML文書から見てどこに配置されているか?ではなく、誰が見ても明確な場所として指定することを「絶対パス」指定と呼びます。

具体的には、下記のコードのようにオンライン上に置かれている画像ファイルの場所をURLで指定するような場合です。比較のため、先ほどのコードの下に区切り線をつけ、その下に書いてみましょう。

この時も相対パス指定時と同様、src属性で指定できます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>属性の練習</title>
  </head>
  <body>
    <img src="dog.jpg">
    <hr>
    <img src="https://dl.dropboxusercontent.com/s/hgql4ez48vtzcr7/dog.jpg">
  </body>
</html>

ブラウザで下記のように表示されたでしょうか。同じ画像ですが、上は相対パス指定、下は絶対パス指定での画像表示です。

下の画像は別のサイトから取得後に表示しているため、ネットワーク環境によっては下の画像の方が表示に時間がかかるかもしれません。

相対パスと絶対パスでの画像表示

width属性とheight属性

img要素ではsrc属性の他にも、画像表示時の横幅を指定するwidth属性、縦幅を指定するheight属性が設定可能です。

attribute.htmlのコードを下記のように書き換えてみてください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>属性の練習</title>
  </head>
  <body>
    <img src="dog.jpg" width="300" height="200">
  </body>
</html>

src属性の後にスペースでwidth属性、height属性が続いていますね。

このように、スペースで区切って複数の属性を指定できます。

ファイルを保存したら、ブラウザで確認してみましょう。

widthとheightを指定して画像表示

先ほどwidthやheightを指定せずに表示した時よりも画像が小さくなっていますね。

この画像の元の大きさは600 x 400なので、今回300 x 200を指定することで縮小表示されたわけです。

意外と重要なalt属性

最後にもう一つ、img要素で指定できる重要な属性である「alt」を紹介します。

alt属性は「altanative(代替手段)」の略で、これは何の画像か?を表す文言を入力するためのものです。

用途としては、万が一画像の表示に不備があった際に何の画像が表示されるはずだったのかを説明したり、音声読み上げ時に画像の代わりに読み上げたりするのに用いられます。

先ほどのファイルをさらに下記のように書き換えてみてください。

src属性で、存在しないファイル名「dog1.jpg」に書き換えたことに注目してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>属性の練習</title>
  </head>
  <body>
    <img src="dog1.jpg" width="300" height="200">
  </body>
</html>

画像の実際のファイル名はdog.jpgなので、これでは正しく画像を読み込めません。どうなるのでしょうか。

ブラウザで表示を確認してみましょう。

altなしの画像表示

画像が表示されないのは仕方ないとして、これでは何の画像が出る予定だったのか、ページを訪れたユーザーにとっては意味不明となってしまいますね。

では次にalt属性を指定してみましょう。attribute.htmlを下記のように書き換えてください。

src属性は先ほどのまま存在しない画像ファイル名である「dog1.jpg」を指定し、alt属性として画像の内容がわかる文言を付け加えます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>属性の練習</title>
  </head>
  <body>
    <img src="dog1.jpg" width="300" height="200" alt="犬がシャボン玉と戯れる様子">
  </body>
</html>

ブラウザで表示すると下記のようになります。

altありの画像表示

今回も画像は表示されませんが、altを指定しているのでどんな画像だったのかの説明が表示されました。

これならば万が一、画像表示に不備があってもイメージしてもらうことができますね。

また、音声読み上げの時にもどんな画像なのかを読み上げてもらうことが可能です。

まとめ

パソコンの前でガッツポーズする男性

HTMLのマスターに欠かせない属性について、画像表示を例に使用方法を解説しました。

実は属性の使用が必須である要素はかなり多いです。

そのため、属性を使用できるようになると、HTMLの使い道が一気に広がり、高度なウェブページを作れるようになります。

ぜひ使いこなしていきましょう!

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: alt, height, HTML, img, src, width, 属性

演習方式でHTMLのリスト表記方法を学習!解説で理解を深めよう

2020-08-31 By プログラミング入門ナビ編集部

演習に取り組む女性

はじめに

演習に取り組む女性

HTMLの学習、進んでいますか?

どのような学びの場でもいえることですが、インプットばかり行うよりも、アウトプットの場があった方が学習速度が加速します。

コード例やタグの使用例を見ながらコーディングするのも良いのですが、たまに自分で考えながらコードを書くのがおすすめです。

その機会として、この記事では演習方式でHTMLでのリスト表記方法を解説します。

先に演習問題を紹介し、その後に回答を解説しますので、腕試しとしてぜひチャレンジしてみてください。

自分でコードを書くのが重要ですので、必ずエディタを開いてやってみましょう。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

演習:HTMLのリスト表記

https://www.youtube.com/watch?v=gO9bYC_VPaE&feature=youtu.be

演習回答:HTMLのリスト表記

https://www.youtube.com/watch?v=vtMS65OmZjM&feature=youtu.be

演習:HTMLでリスト表記をしてみよう

この演習では、HTMLでのリスト表記ができるかどうかを確認します。

HTMLのリスト表記は2種類で、箇条書き(順序なしリスト)と順序付きリストがありますね。

いずれも複数の項目を列挙したり、手順を示したりするのによく使われる機能です。

ぜひ使い方を暗記しておきたい機能ですね。

この演習では、下記のようなレストランメニューのHTMLページを作ってみましょう。正しく記述できるでしょうか?

ファイル名を「exercise-list.html」として新規作成し、エディタでコーディングしてみてください。

演習(表示結果)

  • ヒント1:見出しの「メニュー」文字はh1要素です。
  • ヒント2:順序なしリスト(箇条書き)は英語で「unordered list」です。使用する要素名はこれに由来します。
  • ヒント3:リストの項目は英語で「list item」ですね。

回答解説:HTMLのリスト表記はこうやればできる!

できましたでしょうか?ここから回答を解説していきます。

繰り返しになりますが、必ず自分で書いたコードを用意してからご覧ください。

ページタイトル

まず、演習問題の画面をみるとブラウザのタブに「メニュー」とありますね。

これはtitle要素で次のように書く必要があります。

<title>メニュー</title>

見出し

また、見出しにも「メニュー」とありますね。ヒントの通り、これはh1の大きさですので下記のように記述しましょう。

<h1>メニュー</h1>

箇条書き(順序なしリスト)

ここが今回のメインどころです。

演習問題の画面には箇条書きで「食事」「ドリンク」「デザート」と書かれていますね。

箇条書き(順序なしリスト)を書くには<ul>要素と<li>要素を使って下記のように記述しましょう。

<ul>
  <li>食事</li>
  <li>ドリンク</li>
  <li>デザート</li>
</ul>

回答コード

ここまでのポイントをまとめ、回答としては下記のようなHTMLコードとなります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>メニュー</title>
  </head>
  <body>
    <h1>メニュー</h1>
    <ul>
      <li>食事</li>
      <li>ドリンク</li>
      <li>デザート</li>
    </ul>
  </body>
</html>

ブラウザで表示すると、当初の目標としていた画面の通りに表示されます。

演習(表示結果)

番外編:順序付きリストの場合

なお、今回は箇条書きの例でしたが、順序付きリストの書き方も覚えておきましょう。

順序付きリストは<ul>でなく<ol>を使います。「ordered list」 の略と覚えると覚えやすいですね。

コード例は下記のようになります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>メニュー</title>
  </head>
  <body>
    <h1>メニュー</h1>
    <ol>
      <li>食事</li>
      <li>ドリンク</li>
      <li>デザート</li>
    </ol>
  </body>
</html>

ブラウザでの表示結果は下記のようになります。数字がつきましたね。

順序付きリスト例

まとめ

微笑む女性

HTMLでのリスト表記方法を演習方式で解説しました。

自分で考えて書くと、理解がより深まったのではないでしょうか?

ぜひたまに自分でコーディングする癖をつけて学習を加速していきましょう。

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: HTML, li, ol, ul, リスト, 演習

HTMLでリストを書く方法!箇条書きと順序付きリストの違いは?入れ子にする方法も確認しよう

2020-08-31 By プログラミング入門ナビ編集部

リスト

はじめに

リスト

項目を列挙する時に便利な「リスト表記」。プレゼン資料やメモ書きなどにも多く登場しますよね。

もちろんWebページでも目にする機会は多いはずです。

HTML文書ではどのように書くのでしょうか?

この記事ではHTMLでのリストの書き方を詳しく解説します。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

HTMLでリストを書く方法

https://www.youtube.com/watch?v=Z9t4USL4DHk&feature=youtu.be

入れ子になったリストを書く方法

https://www.youtube.com/watch?v=T9LpjMqHWL8&feature=youtu.be

箇条書きと順序付きリスト

HTMLで表示できるリスト書きには二種類あります。

箇条書き

項目を単に列挙する際によく使われる表記方法です。お買い物リストなどでよく見ますね。

例として下記のようなものです。

  • りんご
  • みかん
  • ぶどう

これを箇条書き、または順序なしリストと呼びます。

順序付きリスト

項目に順序を持たせて列挙する際に使われる表記方法です。手順の紹介などに使われます。

例として下記のようなものです。

  1. 金賞
  2. 銀賞
  3. 銅賞

これを順序付きリストと呼びます。

箇条書きを書く方法

ではまず、HTMLで箇条書きを書く方法を見ていきましょう。箇条書きには<ul>タグと<li>タグを使用します。

<ul>は「unordered list」の略で、順序のないリスト、つまり箇条書きのことです。

<li>は「list item」の略で、リストの項目を指します。

具体的にはこれらのタグを用いて下記のように記述します。

<ul>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
  ・・・略・・・
</ul>

実際に記述してみましょう。エディタを開いて下記のように記述してください。

ファイル名は「list.html」などにしてみましょう。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>リストの練習</title>
  </head>
  <body>
    <ul>
      <li>りんご</li>
      <li>みかん</li>
      <li>ぶどう</li>
    </ul>
  </body>
</html>

ファイルを保存してブラウザで開くと、正しく書けていれば下記のようになります。

箇条書きで表示されました。

箇条書き

順序付きリストを書く方法

次に、順序付きリストを書く方法を説明します。順序付きリストは<ol>タグと<li>タグで記述できます。

<ol>は「ordered list」の略で、順序付きリストの意味です。

<li>は箇条書きの時と同様、「list item」の略でリストの項目を指します。

具体的にはこれらのタグを用いて下記のように記述します。

<ol>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3</li>
  ・・・略・・・
</ol>

実際にHTMLを書いてみましょう。先ほどのファイル「list.html」で書いた箇条書きの後に、下記の通り追記してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>リストの練習</title>
  </head>
  <body>
    <ul>
      <li>りんご</li>
      <li>みかん</li>
      <li>ぶどう</li>
    </ul>
    <ol>
      <li>金賞</li>
      <li>銀賞</li>
      <li>銅賞</li>
    </ol>
  </body>
</html>

ファイルを保存してブラウザで確認し、下記のようになっていればOKです。

数字付きリスト

先ほど書いた箇条書きの下に、順序付きリストが表示されました。

箇条書きと違い、数字が表示されていることに注目してください。

コードの中で数字を書いたわけではないですが、順序付きリストにすると自動で上から順に数字が割り振られます。

自分で数字をつける必要はないので注意しましょう。

リストの入れ子

リストを入れ子にすることもできます。リストの中にさらにリストを入れるということです。

入れ子になったリストとは?記述方法は?

ちょっとピンと来ないかもしれません。実際に見てみた方がわかりやすいですね。

下記のように「ご飯」の項目にさらに箇条書きがつくようなイメージです。

  • パン
  • ご飯
    • 白米
    • 赤飯

例えば箇条書きのリストを入れ子にするには、下記のように記述します。

<ul>
  <li>項目1</li>
  <li>項目2</li>
  <li>項目3
    <ul>
      <li>入れ子項目1</li>
      <li>入れ子項目2</li>
      <li>入れ子項目3</li>
    </ul>
  </li>
</ul>

「項目3」のところですぐに</li>(項目の終了タグ)を書かずに次の<ul>タグが始まる点に注目してください。

この部分が入れ子になっているリストです。

入れ子のリストが</ul>で終わると、その後にやっと「項目3」の終了タグである</li>が来ます。

実際にHTMLを書いてみましょう。エディタで「nested_list.html 」というファイルを新規作成し、下記のコードを記述してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>入れ子になったリストの練習</title>
  </head>
  <body>
    <ul>
      <li>パン</li>
      <li>ご飯
        <ul>
          <li>白米</li>
          <li>赤飯</li>
        </ul>
      </li>
    </ul>
  </body>
</html>

ファイルを保存してブラウザで開くと下記のようになります。

「ご飯」の下にさらにリストが入れ子になっていますね。

入れ子になったリスト

このように、<li>〜</li>の間でさらにリストを記述するとリストを入れ子にすることができます。

</li>の位置について

ここで、下記のように</li>を入れ子の<ul>の前に書いてもいいのではないか?と思われるかもしれません。

実際、ブラウザによってはこのように記述しても想定通りに表示されることがあります。

(誤りのコード)

<ul>
  <li>パン</li>
  <li>ご飯</li>
    <ul>
      <li>白米</li>
      <li>赤飯</li>
    </ul>
</ul>

しかし、この書き方は誤りであるとMDNで明示されています。

知らず知らずのうちに間違った書き方をしてしまわないよう、注意しましょう。

<ul>: 順序なしリスト要素 – MDN Web Docs – Mozilla

MDNの入れ子リスト説明

Tips:VSCodeの便利機能

最後に、VSCode(Visual Studio Code:エディタの一種)でコーディングしている方向けに便利な入力補完機能をお伝えします。

お気づきの通り、リストではたくさんのタグを書かなければなりません。項目が増えれば尚更です。

VSCodeでは「Emmet(エメット)」という標準機能を使ってこの入力を簡単化することができます。

例えば数字付きリストで項目を3つ書きたい場合「ol>li*3」+Tabキーで必要なタグが自動的に入力されます。

下記のように入力してタブキーを押すと…

VSCodeでolショートカットを使う

このように必要なタグが自動入力されます。便利ですね!

VSCodeのolショートカット使用結果

まとめ

微笑むチームメイト

HTMLでのリスト(箇条書き・数字付きリスト)の書き方と、入れ子にする方法について解説しました。

よく使う機能ですので、ぜひ覚えてくださいね。

また、本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: HTML, li, ol, ul, リスト, 箇条書き, 順序付きリスト

HTMLで見出しを書いてみよう!意外と知らないルールについても解説!

2020-08-31 By プログラミング入門ナビ編集部

虫眼鏡を覗き込む女性

はじめに

虫眼鏡を覗き込む女性

いろんなウェブページを見ていると、たくさんの情報が書いてあるにも関わらず間延びせずに見やすく書いてあることがよくありますね。

見やすいウェブページはそれだけでユーザーのサイトでの滞在時間が長くなり高いクリック率や商品購入につながるため、非常に価値が高いです。

この記事ではウェブページを見やすくするための方法の1つである「見出し」について解説します。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=c6gmhDT9hEs&feature=youtu.be

見出しとは?

ここで「見出しって何?」という方のために簡単に説明します。

下記は本ブログの記事の一例ですが、ブログのタイトルである「JavaScriptの…」の部分や「はじめに」の部分が他のところよりも大きな文字で書かれているのにお気づきでしょうか。

見出しの例

まさに今ご覧いただいているこの記事でも、冒頭の「はじめに」や「見出しとは?」等が大きな文字で書かれていますね。

これを見出しと呼び、各話題に入る前の冒頭部で、そこで記述される内容のテーマをわかりやすく目立たせるために使われます。

見出しがあると、これからどんな話題についての内容が記載されるのかがわかり、読み手にとって頭の整理がしやすいです。

また、インターネット上の情報量が膨大になっている昨今、必要な情報だけをかいつまんで読みたいニーズも高いため、見出しがあることでその判断がしやすくなるという利点もあります。

見出しの書き方

ここからは見出しの具体的な使い方について見ていきましょう。

HTMLでは見出しを下記のように記述します。

<h1>見出しにしたい部分</h1>

このタグはアルファベット「h」(headingの略)と数字(上記の例では「1」)の組み合わせです。

数字の部分は1〜6を入れることができ、数字が小さいほど大きな見出し、大きいほど小さな見出しになります。

実際の違いはコードを書いて確かめてみましょう。

エディタで新規ファイル「heading.html」を作成し下記のように記述してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>見出の練習</title>
  </head>
  <body>
    <h1>見出し レベル1</h1>
    <h2>見出し レベル2</h2>
    <h3>見出し レベル3</h3>
    <h4>見出し レベル4</h4>
    <h5>見出し レベル5</h5>
    <h6>見出し レベル6</h6>
  </body>
</html>

ファイルを保存したらブラウザで表示してみてください。

下記のように表示されればOKです。

見出しレベル1(<h1>〜</h1>で記述した部分)が一番大きく、見出しレベル6(<h6>〜</h6)で記述した部分)が一番小さくなっていますね。

見出し1〜6

見出しのルール

見出しの書き方は簡単ですが、ちょっとしたルールがあります。

見出し要素のツリー構造

見出しのツリー構造

ウェブページにおける見出し要素は、上図のようにツリー構造となっている必要があります。

h1要素の下にh2要素、さらにその下にh3要素…というように、レベルの高い見出し要素の中に下位レベルの見出し要素を入れ子していくことが可能です。

例えば上図でh3要素「パスタ」の中にh4要素として「ペペロンチーノ」「アラビアータ」「カルボナーラ」を追加することは可能ですが、これらをh2要素として記述することはできません。

h1は1ページに1つまで

h1要素は一番大きな見出しであり、1ページにつき1回しか使えないという決まりがあります。

ページ自体の見出しというわけですね。

2回以上書かないように注意してください。

見出しレベルは飛ばしてはいけない

下記のようなメニューを書くとしましょう。

OK例

<h1>メニュー</h1>
  <h2>食事</h2>
    <h3>前菜</h3>
    <h3>パスタ</h3>
    <h3>ステーキ</h3>
  <h2>ドリンク</h2>
  <h2>デザート</h2>

h2要素「食事」の下には一段階下位レベルであるh3要素として「前菜」「パスタ」「ステーキ」が並んでいますね。

このとき、これらを例えば二段階下位のh4要素や三段階下位のh5要素、四段階下位のh6要素で記述することはできない決まりとなっています。

必ず入れ子にする見出し要素は一段階下位となるように記述してください。

フォントを小さくする目的で見出しを使用しない

HTMLの目的はあくまで文書の構造を定義することです。

実際の文書の意味合いが見出しである時にのみ見出し要素を使ってください。

フォントを小さくしたい・大きくしたいだけであり、特に見出しの意味合いがない時はCSSを使用しましょう。

まとめ

オフィスでタイプする男性

HTMLでの見出しの書き方と使用上のルールを解説しました。

読み手にとって見やすいウェブページとなるよう、適切に見出しを活用しましょう!

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: h1, h2, h3, h4, h5, h6, HTML, 見出し

HTML文書内で改行しても反映されない?明示的に改行するには?区切り線のつけ方も解説!

2020-08-26 By プログラミング入門ナビ編集部

改行ボタン

はじめに

改行ボタン

HTML文書の中で長い文章を書く時、せっかく見やすいように改行を入れたのにブラウザで見てみると改行されていない…ということはありませんか?

実は、HTMLでは改行を明示的に入れたい場合、あることをしなければなりません。

この記事ではその方法を説明します。

また、見やすくするための関連機能として区切り線のつけ方も覚えましょう。

動画解説

本記事の内容を動画でも解説しています。

改行する方法

https://www.youtube.com/watch?v=AcHf-lz0GEs&feature=youtu.be

区切り線をつける方法

https://www.youtube.com/watch?v=6EzeJ0cR7Cc&feature=youtu.be

HTMLでの改行方法

まずは改行する方法についてです。

普通に改行をした場合

HTML文書内で普通に改行をした場合にどうなるか見てみましょう。

下記のコードをエディタ等で記述し、ブラウザで表示させてみてください。

段落内には国会の住所を記載しており、見やすいようにコード内で改行を入れていますね。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>改行の練習</title>
  </head>
  <body>
    <p>
      100-0014
      東京都
      千代田区
      永田町1丁目7-1
    </p>
  </body>
</html>

ブラウザではこうなります。改行を入れたはずなのに、改行されず1行で表示されていますね。

BRなしの例

このように、コード内で普通の改行をしてもブラウザには反映されないことがわかりました。

明示的に改行をするには<br>

実は、自分がここだ!というところで改行をするには「ここで改行をします」とブラウザに指示するためのある記載をする必要があるのです。

それは<br>という改行タグです。「Break」の略になっています。

先ほどのコードで改行したい位置に入れてみましょう。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>改行の練習</title>
  </head>
  <body>
    <p>
      100-0014<br>
      東京都<br>
      千代田区<br>
      永田町1丁目7-1
    </p>
  </body>
</html>

保存したら、もう一度ブラウザで見てみましょう。下記の通り、今度はきちんと改行が入りました。

このように、<br>タグを使えば明示的に改行することができます。

BRあり

<br>は空要素

MDNで調べてもわかる通り、この<br>は空要素です。

つまり、<p>などのように「開始タグ+コンテンツ+終了タグ」で要素を成すのではなく、それ単体で改行を表すためコンテンツや終了タグを書いてはいけません。

間違えないように注意してください。

<br>: 改行要素 – HTML: HyperText Markup Language | MDN

HTMLでの区切り線

ここで、もう一つコンテンツを見やすくするのに役立つ機能を紹介します。

それは区切り線:<hr>です。「Horizontal Rule」の略で、水平な罫線の意味ですね。

どんなものかを知るために、下記のコードを書いてみましょう。

段落が2つあり、その間に<hr>があることに注目してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>区切りの練習</title>
  </head>
  <body>
    <p>私はHTMLを学習します</p>
    <hr>
    <p>私はCSSを学習します。</p>
  </body>
</html>

ブラウザで表示すると下記のようになります。

区切り線

1つ目の段落と2つ目の段落の間に、罫線が表示されましたね。

このように、<hr>をつけると区切り線をつけることができます。

話の場面の切替えや節内での話題転換などに使用されることが多いです。

こちらも<br>と同様、空要素ですのでコンテンツを含めたり、終了タグを書かないように注意してください。

まとめ

微笑む女性たち

HTML文書で明示的な改行をする方法と区切り線のつけ方を解説しました。

いずれも文章やコンテンツを見やすくするのによく使われる機能です。

正しく使いこなして見やすいWebページを作るのにお役立てください。

本記事の内容は下記の講座からの抜粋です。HTMLについてより体系的に学びたい方はぜひチェックしてみてください。

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Filed Under: プログラミング入門 Tagged With: br, hr, HTML, 区切り線, 改行

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