• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

プログラミング入門ナビ by Proglus(プログラス)

プログラミング学習初心者のための情報メディア

本ページにプロモーションが含まれる場合があります

You are here: Home / Archives for エンジニアのしごと

エンジニアのしごと

クラウドエンジニアとは?役割や求められるスキルについて解説!

2020-11-30 By プログラミング入門ナビ編集部

クラウドネットワーク

はじめに

クラウドネットワーク

「クラウドエンジニア」という職業をご存知でしょうか。

企業のサービスやシステムの運営形態がクラウドへ移行する傾向にあるなか、近年注目を集めている職業です。

この記事では、クラウドエンジニアの役割や求められるスキルについて説明します。

クラウドエンジニアとは

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは昔からあった職業ではなく、AWSやGCP(後述します)といったクラウドサービスが世に出てきてから必要とされ始めた職種です。

簡潔にいうとクラウドエンジニアはこういったクラウドサービス上でサービスやシステムを運用するための環境構築や管理を行います。

これだけ聞いてもイメージしづらいですので、具体的にどんな職業なのか紐解いていきましょう。

オンプレミスとクラウド

クラウドエンジニアを知るためにはまず、サービスやシステムを搭載したサーバーの運用形態としてオンプレミスとクラウドという概念の違いを理解する必要があります。

オンプレミスというのは、サービスやシステムを運用する企業が自身でサーバーの実機を保有し自社内で環境を構築・運用していく形態のことです。

システム規模に応じマシンのスペックを検討し調達しなければならないため運用開始までに長い準備期間や初期コストがかかります。

また、運用開始後もマシンやネットワーク(これらをインフラと呼びます)の運用を自社で行うため管理・維持コストがかかりますし、利用者が増えてきてインフラを拡張する必要が出てきた場合にも初期導入と同様に手間やコストが高くつくのが特徴です。

これに対しクラウドは後述するクラウドサービス上にシステムやサービスを構築します。

インフラを自社で用意する必要がなく、数十分程度で環境構築が完了するため初期導入コストが抑えられるのがメリットです。

また、運用開始後にインフラを拡張する必要が出てきた際も必要な分だけをすぐに増やすことができます。

このように、クラウドを使用すればオンプレミスと比較し初期導入コストや運用コストを下げられるという利点があり、近年クラウドへ移行する企業が増えています。

最近ではリモートワークが増えていることもあり、いつでもどこからでも管理画面にアクセスできることも大きなメリットですね。

オンプレミスの方が自社運用である分、カスタマイズの自由度が高いというアドバンテージはあるものの、それを差し置いてもクラウド運用に采配が上がる傾向にあります。

クラウドサービス

このようなクラウド運用を実現するのがクラウドサービスです。

サーバーやネットワークといったインフラ資源をインターネット越しにオンデマンドで提供するサービスで、主なものとして下記があります。

AWS(Amazon Web Services)

クラウドサービスの中でも古参で、最も有名なので名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

Amazon社が提供しているクラウドサービスで、20以上のリージョンに配置されたデータセンターにてインフラリソースをオンデマンドで提供しています。

公式サイト:クラウドならアマゾンウェブサービス

Azure

Microsoft社が提供するクラウドサービスです。

Windows OSが利用できるのが最大の特徴で、オンプレミスサーバーでWindowsを採用している場合は連携した運用ができるため採用されやすい傾向にあります。

Office365などのMicrosoft社製品との連携が容易なのもメリットです。

公式サイト:Microsoft Azure クラウドコンピューティングサービス

GCP(Google Cloud Platform)

Google社が提供しているクラウドサービスで、同社が提供する検索エンジンやYouTubeといったサービスでも使用されています。

機械学習やAI開発のためのサービスや、Android・Google Chrome OSなどGoogleならではのリソースが活用できるのが特徴です。

公式サイト:クラウドコンピューティングサービス Google Cloud

クラウドエンジニアはクラウド活用のエキスパート

このように、世間のトレンドがオンプレミスからクラウドへ移行していくにあたって、各社が提供するクラウドサービスを使いこなしてインフラの構築と運用に責任を持つのがクラウドエンジニアです。

従来はサーバーエンジニアやネットワークエンジニア(総称してインフラエンジニアと呼びます)が自社インフラに対して行っていたような職務を、クラウドサービスを活用して取り組むわけですね。

実際の業務目的は同じ「インフラを構築し運用すること」ですが、そのインフラがオンプレミスからクラウドになったことで新たに必要とされるスキルや役割が生まれたといえます。

クラウドエンジニアの役割

設計するエンジニア

ここまででも少し触れましたが、改めてクラウドエンジニアの役割を整理しましょう。

インフラの設計

これはインフラエンジニアも実施していた業務ですが、まず最初にシステム規模に合わせてどのようなインフラ環境が必要なのかを検討し、具体的な仕様を練っていきます。

インフラエンジニアの場合はマシンのスペックや台数などを検討しますが、クラウドエンジニアの場合はどのクラウドサービスを採用するのかや、どんな構成の仮想マシンを使うかを考えるフェーズです。

システム構築

システム構成が決まったら、実際に構築していきます。

自社サーバを使う場合と異なり1台1台セットアップする必要はなく、ブラウザ越しに設定作業を行うだけで済み、数十分もあれば完成するのがクラウドサービスを活用する醍醐味です。

保守・運用

システムが立ち上がったら保守作業や運用を行うのもクラウドエンジニアの役割です。

利用者の使用状況に対して問題なく稼働しているかのモニタリングや問題が発生した時の対応・キャパシティが足りなくなった場合のインフラ拡張など様々なことを実施する必要があります。

クラウドエンジニアに求められるスキル

議論するエンジニア

それでは、クラウドエンジニアにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。

クラウドサービスに関する知識

先述のようにクラウドサービスには様々あり、各社提供する機能も料金体制も異なるため、用途や予算に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。

また便利なものであるからこそ使い方も複雑になっており、各社がユーザーの熟練度を保証するために資格試験を実施しているほどです。

各社のクラウドサービスの違いや使い方を熟知していることはクラウドエンジニアにとって最も欠かせないスキルの一つといえるでしょう。

インフラに関する知識

クラウドエンジニアが実施する業務の大まかな内容や目的はインフラエンジニアと大差ありません。

サーバーソフトウェアやデータベースソフトウェア、ネットワークやセキュリティに関する知識が必要とされます。

コミュニケーションスキル

これはクラウドエンジニアに限った話ではありませんが、システム開発に携わる時に何よりも重要なのが関連部署や顧客と密接にコミュニケーションをとれる能力です。

特にシステム構築はシステム開発の礎となる部分なので、どんな環境や仕様が求められているのか適切に把握したり、フィードバックを受けながらブラッシュアップさせていくことが求められます。

まとめ

微笑むエンジニア

クラウドエンジニアはどんな職業なのかや求められるスキルについて紹介しました。

特に重要とされるスキルである「クラウドサービスに関する知識」については下記の講座で詳しく説明していますので、興味のある方はぜひ確認してみてください。

AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト入門

Google Cloud Platform(GCP)入門

動画でプログラミング入門をしよう

オンライン学習サービスProglus(プログラス)でプログラミングを学び、創れる人になろう!

プレミアムプランを2週間無料体験しよう

今すぐ詳細を確認する

Filed Under: エンジニアのしごと Tagged With: AWS, GCP, クラウドエンジニア

プログラミングでできることって何?初心者にもわかりやすく解説!

2020-10-26 By プログラミング入門ナビ編集部

集中している女性

はじめに

集中している女性

「プログラミング」を始めてみたいという方が増えてきています。

興味はあるけれど、プログラミングは何の役に立つんだろう?何ができるんだろう?

この記事では、そんな疑問をお持ちの方にわかりやすくプログラミングでできることを解説します。

プログラミングの世界へ一歩進む後押しになれば幸いです。

プログラミングとは?

コードを見るエンジニア達

プログラミングでできることを紹介する前に、ざっくりとプログラミングとは何なのかについてもみておきましょう。

一言でいえばプログラミングとは「機械(コンピューター)を思い通りに動かすためのもの」です。

料理に例えるとわかりやすいかもしれません。

誰かが完成させた料理を、他の誰かにも作ってもらいたいと考えたとします。他の人はもちろん作り方がわからないので、レシピが必要です。

このレシピには何をどのようにして、こういう場合にはこうして、といった手順が細かく書かれていますね。

初めての人でもこれを見ながらであれば料理を完成させることができるわけです。

ここで、料理を「実行したいタスク」、料理を作ろうとする人を「コンピューター」と置き換えればレシピは「プログラム」ととれます。

そして、このレシピを書くということこそが「プログラミング」なのです。

プログラミングでできること

前述の通り、プログラミングとは機械(コンピューター)を思い通りに動かして何かのタスクを実行させることです。

つまり、世の中でコンピューターを使っているものほとんどがプログラミングによって実現されているといえます。

具体的に見ていきましょう。

アプリ開発

スマホアプリ

一番身近に感じられるのはスマートフォンやタブレットなどで使えるアプリではないでしょうか。

これらももちろんプログラミングで開発されています。

アプリを起動したらこの画面を出し、ボタンをいくつ並べて、ユーザーがそれをタップしたら次の画面を出して…といったような一連のタスクをプログラミングして、スマートフォンに入っている小さなコンピュータに実行させているわけです。

主にiPhone向けアプリはSwift、Android向けアプリはJavaという言語を使って開発されます。

Web開発

オンラインショッピング

Amazonや楽天などのECサイトでインターネットショッピングをしたことはありますか?

Instagramに写真をアップしたことはあるでしょうか?

こういったサービスは全てWebサーバー上で動いています。サーバーとはどこかのセンターに集まって設置されている巨大なコンピューター群のようにイメージしてください。

ユーザーがお買い物をしようとパソコンやアプリからサイトにアクセスしたり、アプリから写真をアップする時には必ずこのサーバーとのやりとりが行われ、商品の写真を表示したり、ユーザの写真を自分のアカウントに掲載したりできるのです。

ユーザー側からこれらのリクエスト(「○○の検索条件に当てはまる商品を見せて」「この写真を私のアカウントにアップロードして」といったもの)を受け取って対応するためにプログラミングが使われています。

Webサーバーというコンピュータの上でプログラムが動いているわけです。

このプログラミングはWebサービス提供を目的としているため、Web開発と呼ばれます。

開発に使う言語は、サーバー側の処理にはJavaScriptやRuby、PHP等が用いられ、ユーザー側に見せるページを作るためにはHTMLやCSSが主流です。

ゲーム開発

ゲームデザイナー

スマートフォンやゲーム機の進化・普及によりゲームを楽しむ人々が増えていますね。

キャラクターを動かすための表示の制御や、選ばれた選択肢に応じてどのような進め方をするかなど、非常に細やかなプログラミングによりゲームは作られています。

ゲーム機によっては美麗なグラフィックを実現するためにグラフィックボードという特殊な機械を積んでいることもあり、これに特化したプログラミングが必要です。

様々なハードウェアに対応できるUnityや、グラフィックボードと相性の良いC++という言語がよく使用されます。

システム開発

金融システム

ATMから現金を引き出したり、交通カードを使って電車に乗ったりしている場面にもプログラミングが活用されています。

銀行では金融システムを用いて全ての口座の預金や送金等の管理をしており、セキュリティ対策として複雑なプログラムが用いられているケースも多いです。

交通カードは改札に設置されたリーダーで読み取られ、瞬時に残金を取得し足りていれば扉を開き足りなければアラートを出すようにシステムと連携しています。

ATMや改札ゲートといったハードウェア制御にはC言語等、システムサーバにはWeb開発と同様JavaScriptやRubyと言った言語が用いられることが多いですが、システム開発者であるベンダーにより様々です。

AI開発

AIのイメージ

冒頭で「プログラミングとは機械を思い通りに動かすためのもの」と説明しましたが、人工知能(AI)はその最たるものかもしれません。

コンピュータに膨大なデータを読み込ませて機械学習をさせ、精度を上げていくためにプログラミングが用いられます。

開発に使われるのはこの分野で長く活用されてきたPythonという言語がメジャーです。

プログラミングで身につく能力

この記事を読んでいる方の中には、プログラミングを通して何かを実現するだけでなく、自分の能力を高めることにも役立てたいと考えていらっしゃるかもしれません。

また、能力向上を目指してお子様へ教室に通わせようかとご検討中の親御様もいらっしゃるかもしれませんね。

結論からいいますと、能力向上の観点でもプログラミングは非常におすすめです。

ロジカルな思考力

疑問を抱く男性

プログラミングでは発生する様々なパターンに対し全ての可能性を考え、対応内容を書いておく必要があります。

例えばとあるWebサービスの会員登録ページ1つをとっても、必須項目に記載してもらえなかった場合どうする?とか、記載が終わる前に戻るボタンが押されたらどうする?メールアドレス欄なのに全角文字が入っていたら?等、非常に多くのパターンがあるわけです。

こういったパターンを全て網羅し対応を当て込んでいくためにはロジカルな思考力が必須です。

また、漏れていたパターンがあれば当然エラーが発生し、解決のための対処が必要になりますが、どこに問題があるかわからない状態から試行錯誤しながら炙り出していきます。

このバグ取りの過程でも「このパターンでは問題が発生しないから、バグはこの箇所ではない。ではこのパターンでは?」といったロジカルな思考が必要でしょう。

特に文系出身の方がプログラミングを始めたことで今まで不足していたロジカルシンキングの能力が身についたと感じる方が多いです。

英語力

英語のタイル

意外に思われるかもしれませんが、プログラミングをしていると自然と英語力が身につくことが多いです。

まず、プログラミング言語に出てくるキーワードはほとんど英語に基づいた命名がされています。

例えば「function」という言葉、生活する上ではあまり触れる機会がないですがプログラムの中には何回も出てくる「関数」という意味の英単語です。

また、ほとんどのプログラミング言語は日本語での解説サイトも多く情報を入手しやすいですが、バグが発生した時のエラー文は大抵英語で書かれています。

このエラー文を検索すると、英語の解説サイトに行き着くことも多いです。

英語が苦手な方でしたら普段は積極的に英文を読みに行ったりしないですが、目的があれば読む機会も増えます。

元々あまり得意ではなかったけれど、こうして接する機会が増えることである程度は苦にならなくなったという方もいらっしゃるようです。

まとめ

ビジネス談議をする人々

初心者の方にもわかりやすいようにプログラミングでできること、またプログラミングで身につく能力について解説しました。

コンピューターに何かさせるために必ずプログラミングは使用されているため、ここに書ききれなかった用途もたくさんあります。

ぜひご自分でもプログラミングを体験してみてはいかがでしょうか。

動画でプログラミング入門をしよう

オンライン学習サービスProglus(プログラス)でプログラミングを学び、創れる人になろう!

プレミアムプランを2週間無料体験しよう

今すぐ詳細を確認する

Filed Under: エンジニアのしごと Tagged With: できること, プログラミング

未経験からデータベースエンジニアになるには?必要なスキルをチェック!

2020-10-26 By プログラミング入門ナビ編集部

ITスペシャリスト

はじめに

プロのエンジニア

なんとなくエンジニアを目指してプログラミングを始めてみた・もしくは始めてみようと思っているけれど、どんな業種がいいのだろう…

そのように漠然とお悩みの方がいらっしゃるかもしれません。

エンジニアの業種にもいろいろあり、Web開発・システム開発・コンサルティングなど多岐に渡ります。

データベースエンジニアはそのうちの一つで、ビッグデータ需要の高まりに合わせ近年人気のある業種です。

この記事ではデータベースエンジニアとは何なのか?未経験でもなれるのか?について紹介します。

データベースエンジニアとは

データベースエンジニアとはどんな職業なのでしょうか。

その前にデータベースって?

データベースのイメージ

先にデータベースとは何なのか?簡単に説明しましょう。

データベースとは、特定の項目についてデータを集めて、使いやすい形に整理したものをいいます。

例えば学校のクラス名簿などもデータベースの一つといえます。

出席番号・氏名・性別・緊急連絡先・最寄駅…といった項目について数十名からなるクラス全員分のデータを集めたものですね。

急にクラスの生徒何名かに荷物の運搬を手伝ってもらうことになり、出席番号が早い順に男子5名を選ぶとしましょう。

この名簿が紙媒体だと目で1行ずつ追うしかありませんが、コンピューターの中にデータベースとして存在していれば、後述する「SQL」という専用の言語を用いて条件づけし一瞬で選出することができます。

このように、データの検索や追加・削除・更新などが素早くできるようになっているデータのかたまりがデータベースです。

データベースエンジニアの業務内容

ITスペシャリスト

データをうまく使いこなすには、データベースを作る段階から後々使いやすいように作り込んでおくことが重要です。

例えばクラス名簿なら、「氏名」の項目が抜けていたら使い物になりません。

逆に、血液型・誕生日・ペットの有無…などと不要な項目が多すぎるとデータベースが重たくなり処理に時間がかかります。それに、最初のデータ入力のために生徒へ様々な質問をせねばならず、作り込みも大変です。

用途に合わせてどのような項目でどんな順番でデータを作るべきかといった、データベースの設計を行うのはデータベースエンジニアの重要な業務の一つです。

設計が出来上がったら、それに合わせて実際にサーバー上にデータベースを作ってデータを入れ込んでいく開発のフェーズも担当します。

また、完成したデータベースについて誰がアクセスできるようにするか?の管理やサーバーが壊れてもいいようにバックアップを用意したり、データの容量が増えてきたらサーバーを増設するなど、管理・運用の仕事も重要な担当業務です。

データベースエンジニアの年収

給料を受け取るエンジニア

では、データベースエンジニアはどのくらい稼げるのでしょうか。

求人ボックス給料ナビの調査によれば、データベースエンジニアの平均年収は594万円とのことです。

これは日本の平均年収と比較しても高い傾向にあり、データベースエンジニアの業務に対し高い市場価値が見出されていることが伺えます。

実際の年収ボリュームレンジとしては400万円〜800万円ともいわれており、経験を積めばさらなる年収アップを見込めそうですね。

未経験からデータベースエンジニアを目指せる?

データベースエンジニアは専門性の高い職種であり、従来ならば未経験から目指すのは難しかったのですが、ビッグデータやAI活用といった技術の発展・広まりに伴い、データ運用のニーズがますます高まっています。

そこでやる気とスキルさえあれば未経験からでも採用する案件が増えているようです。

次項で必要なスキルを紹介しますので、興味のある方は自分にもできそうかどうかチェックしてみてください。

データベースエンジニアになるために必要なスキル

ここからは、特に未経験からデータベースエンジニアを目指すために必要とされるスキルについて紹介していきます。

SQL

まずなんといっても必要なのがSQLです。

SQLはデータベースを操作するための言語で、シンプルながらも多様な処理ができます。

Amazon等の大企業ではエンジニアのみならず、マーケティング等のビジネスサイドに関わる人材までもが全員SQLを使いこなして日々膨大なデータを分析しているそうです。

詳しく学びたい方には下記の講座をおすすめしています。

データベースを操作する言語SQLを短期間で身につけビジネスの現場で活用しよう(Proglus)

データベース製品の知識

データベースを構築するためのソフトウェアは様々なベンダーから販売されています。

Oracle、Microsoft SQL Server、DB2、PostgreSQL等がその一例です。

使用方法等が製品ごとに異なるため、これらの製品知識を身につけることが重要です。

ベンダー資格

各ベンダーは製品への習熟度合をチェックするために資格試験を実施しています。

Oracleなら「OracleMaster」、Microsoft SQL Sererならば「MCP」といった具合です。

スキルの証明として、先述の製品知識を身につける過程でチャレンジするといいでしょう。

まとめ

ハイタッチする仲間たち

エンジニアの職種の一つであるデータベースエンジニアについて、詳しい業務内容と未経験から目指す場合に必要なスキルセットを紹介しました。

これからどんどん市場ニーズが高まると見られている職種ですので、興味を持った方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

未経験の方にもわかりやすいと好評のSQL講座も開講していますのでこちらもぜひチェックしてみてくださいね。

SQL入門(Proglus)

動画でプログラミング入門をしよう

オンライン学習サービスProglus(プログラス)でプログラミングを学び、創れる人になろう!

プレミアムプランを2週間無料体験しよう

今すぐ詳細を確認する

Filed Under: エンジニアのしごと Tagged With: SQL, データベースエンジニア, 未経験

ITエンジニアの業種別に仕事内容や年収を徹底解説!自分に合った業種を見つけよう

2020-04-18 By プログラミング入門ナビ編集部

オフィスの一角

はじめに

悩んでいる女性

これからITエンジニアを目指そうという方は、どの業種を選ぶかお悩みではないでしょうか。

ITエンジニアにも様々な業種があり、業務の内容や年収も微妙に異なります。

どの業種を目指すかによって習得すべきスキルも変わってくるので、プログラミングの学習と併せてあらかじめ知っておきたいですね。

この記事では、ITエンジニアの代表的な業種について業務内容や必要なスキル、年収を解説します。

※年収は下記サイトより引用しました。

平均年収ランキング最新版【職種別】

システムエンジニア

オフィスで働く人々

システムエンジニアの業務内容

システムエンジニアは、システムの提案から開発、実際のリリースまでを一貫して行う業種です。

システムと一言でいっても、例えば物流や金融といった社会のインフラを支える大規模な管理システムから、中小企業の勤怠管理システムなど、様々な規模感のものがあります。

規模により関係者の数は増減しますが、クライアントの要求に沿ったものを要件定義、設計しチーム内で連携して開発やテストを行っていくのが主要な業務です。

そのため、開発スキルだけでなく、コミュニケーション力や、提案書・仕様書をまとめる文章力が要求されます。

システムエンジニアの年収

システムエンジニアの平均年収は422万円です。

先述の通り案件ごとの規模差や報酬差が大きいため「システムエンジニア 」と一括りにしても年収には差があると想定されます。

年代別では下記の通りです。

  • 20代:366万円
  • 30代:486万円
  • 40代:548万円

Webエンジニア

オフィスで働くカジュアルな人々

Webエンジニアの業務内容

Webエンジニアは、WebサービスやWebアプリケーションの開発を行うエンジニアのことです。

開発のみならず運用・保守を含むこともありますが、近年のWebサービスの大規模化・複雑化により、「開発」「運用・保守」を別の職種と見なすのが主流です。

開発工程は「フロントエンド」と「バックエンド」に分かれており、前者はユーザーからの見え方の制御部分、後者はサーバーサイドでの処理を担当します。

技術革新の早い業界であり、様々な言語に関する知識や、ネットワークおよびセキュリティに関する幅広い知見が必要です。

また、開発を効率化するためのツールも日進月歩の勢いで進んでいるため、そうした新しい技術をキャッチアップしていくのが好きな人に向いています。

Webエンジニアの年収

Webエンジニアの平均年収は429万円です。

30代ではシステムエンジニア とほぼ同水準ですが、全体としてはWebエンジニアの方が上回っています。

  • 20代:372万円
  • 30代:485万円
  • 40代:568万円

サーバーエンジニア

サーバールームで話す男性たち

サーバーエンジニアの業務内容

システムを動かすうえで無くてはならないハードウェア(サーバー)を構築し運用・保守するのがサーバーエンジニアです。

システムの規模や用途を鑑みてネットワーク回線・電力等のリソースを適切に見積もり、サーバーの構成を行います。

実際の物理的な構築作業や、OS・必要なソフトウェアのインストールもサーバーエンジニアの仕事です。また、システムの不具合があった際にサーバー側でのトラブルがあれば即座に究明・対処しなければなりません。

そのため、OS・ネットワーク・セキュリティに関する知識はもちろんのこと、機材を設置したり緊急対応を行うための体力も必要です。

サーバーエンジニアの年収

サーバーエンジニアの平均年収は467万円です。ITエンジニアの中では比較的高水準となっています。

年代別では下記の通りです。

  • 20代:385万円
  • 30代:537万円
  • 40代:613万円

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアの業務内容

サーバーエンジニアがサーバー機器の構築や運用を行うのに対して、ネットワークエンジニアはネットワーク機器で同様のことを行う業種です。

ルーターやスイッチを実際のシステム要件に沿うよう構成し、実際の構築作業からトラブル対応等の保守・運用までを担当します。

ネットワーク機器やプロトコルに関する専門知識が必要とされます。また、ネットワークの業界では不正アクセス対策やIPv6対応等、常に新しい課題が出てくるため、これに根気強く向き合う姿勢や知見も重要です。

ネットワークエンジニアの年収

ネットワークエンジニアの平均年収は457万円です。こちらもサーバーエンジニアとほぼ同様に高水準となっていますね。

年代別では下記の通りです。

  • 20代:373万円
  • 30代:518万円
  • 40代:602万円

データベースエンジニア

データベース設計

データベースエンジニアの業務内容

近年はIoTやAI技術の筆頭により、システムが取り扱うべきデータの量が膨大になってきました。この膨大なデータを適切に処理するために欠かせないのがデータベースエンジニアです。

どんなに優れたサーバーやネットワーク機器を使っても、データベースの設計が悪いとデータの処理に余計な時間がかかってしまいます。

このような事態を避けるため、OracleやMicrosoftが提供するデータベースソフトウェアを使いこなして最適な設計・開発を行うのが主要業務です。

また、大切なデータベースを守るためにデータベースサーバーの管理やバックアップを行うこともあります。

データベースエンジニアの年収

データベースエンジニアの平均年収は414万円です。

比較的新しい業種のため40代以降はデータ無しとなっています。

  • 20代:362万円
  • 30代:467万円
  • 40代:-万円(データ無し)

まとめ

微笑む女性

ITエンジニアの主要な業種について、仕事の内容や必要とされるスキル、年収を紹介しました。

ご自身の能力が発揮できそうな業種はありましたか?方針検討の参考になれば幸いです。

動画でプログラミング入門をしよう

オンライン学習サービスProglus(プログラス)でプログラミングを学び、創れる人になろう!

プレミアムプランを2週間無料体験しよう

今すぐ詳細を確認する

Filed Under: エンジニアのしごと Tagged With: エンジニア, エンジニア種類, 年収

Primary Sidebar

Proglus(プログラス)

Twitter

Follow @programmingnavi Tweets by programmingnavi

最近の投稿

  • 【06/02更新】Udemyプログラミング入門講座等の割引クーポン配布
  • AWSのパブリックIPv4アドレス有料化について 2024/2より
  • 【CSS】Google Fontsの利用方法について解説します!新UIに対応2023年11月更新
  • 【SQL】XAMPPのMySQLがXAMPPがポートの競合で起動できない問題について解決方法を解説します!
  • 【Colab】–NOMAL– と表示されて、ショートカットキー(ctrl+c)でコピーができない場合の解決方法を解説します!

カテゴリー

  • AIの使い方
  • Arduino入門
  • AWS
  • その他
  • エンジニアのしごと
  • エンジニアへの道
  • ツールの使い方
  • ニュース
  • プログラミング入門
  • 電子工作入門

タグクラウド

AI AWS AWS Cloud9 Cloud9 CodeWing CSS Emmet GCP Git GitHub Heroku HTML JavaScript li Linux macOS MySQL MySQL Workbench node.js Nuxt.js ol Proglus Python Ruby Ruby on Rails SQL Udemy Visual Studio Code Vue.js Web開発 Windows インストール エラー エンジニア オンライン学習 サーバー スクリーンショット セール プログラミング プログラミング入門 プログラミング学習 ユーデミー 初心者 未経験 機械学習

アーカイブ

  • 2025年6月
  • 2024年1月
  • 2023年11月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年6月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年11月
  • 2019年9月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月

検索

Copyright © 2025 · programmingnavi.com ・About・プライバシーポリシー