目次
はじめに
未経験からエンジニアへの転職を目指して、プログラミング学習や職種の調査は始めたけど…
いざ転職活動するときのことを考えると気が重い!という方は多いです。
特に、エントリー書類に一体何を書けば良いの?と悩んでしまいますよね。
この記事では、その中でも特に重要な志望動機を書くコツをお伝えします。
未経験の場合は志望動機が最重要!
エントリー書類には職務経歴・履歴書・スキル・志望動機などを書く欄がありますね。
未経験からエンジニアを目指す場合にこの中で最も重要なのが志望動機です。
経験者から転職の場合は、企業側も即戦力となることを期待しているため、職務経歴やスキルを重点的に確認しますが、未経験の場合はこれから教育して実務レベルに到達してもらうことを想定しています。
そのため、どんな思いでこの業界に入ってこようとしているのか?本当にやる気があるのか?が一番の関心どころです。
スキルや経験でなく意欲をアピールしよう
前項の通り、志望動機にはこれまでの実務で培ったスキルや経験でなく「なぜエンジニアになりたいと思ったのか」「そのためにどんなことに取り組んだのか」(もしくは取り組みたいのか)を中心に書くようにしましょう。
なぜエンジニアになりたいと思ったのか?
「なるほど!」と思わせるストーリーがカギです。単に「パソコンを触るのが好きだから」等の理由ではエンジニアの志望動機としては弱すぎます。
エンジニアの仕事を知るきっかけとなった出来事やそのとき感じたことを思い出して書いてみましょう。
また、「なぜこの会社で働きたいのか」も必ず加えてください。
例えば教育システムの会社ならば「過去に塾講師をしていたため教育に興味がありお役に立てることがあると考えた」等、自分のバックグラウンドとのつながりが示せると良いでしょう。
そのためにどんなことに取り組んだのか?
きっかけだけではエンジニアとしての素養や意欲を示せません。そこでどんな行動を取ったのか?もしくは取ろうとしているのか?を伝えましょう。
具体的には下記のような活動をしていれば非常に良いアピールとなります。
- プログラミング講座を受講している
- 実際に動くWebサイトやアプリを実装してみた
- IT系の資格勉強をしている
例えばプログラミング講座ならば具体的な言語や受講完了した講座名、資格ならば資格名などを交えて伝えると具体的にイメージしてもらいやすいです。
次項からは現在の職種例別に例文を紹介します。
例文1:総務からの転職の場合
総務に限らず同じく事務系の経理や人事部の場合も参考にしてください。
現職で社員管理システムを導入した際、エンジニアの方からヒアリングを受けながら一緒に要件定義を行ったのがきっかけでシステムエンジニア職に興味を持ち志望しました。中でも特に、ユーザーである社員にとっての使い勝手を良くしたり、後から出た要望にも対応しやすいように設計を工夫するのが楽しいと感じたポイントです。導入後の社員からの評価も高く、やりがいを感じました。貴社では経費管理や予算管理など、社員をサポートするためのシステムを開発されているので、会社で社員が心地よく働ける環境づくりをしてきた自分にとってもお役に立てる場があると考えています。開発業務に早くキャッチアップできるよう、オンラインのプログラミング学習サイトでC言語やLinuxサーバーに関する講座を3つ受講完了しており、現在は基本情報技術者試験の取得を目指し学習に取り組んでいます。
例文2:営業からの転職の場合
営業やマーケティングの場合はこのような切り口があります。
現職ではオフィス用機器の法人営業を行っていますが、知人がECサイトのWebエンジニアをしており、オンラインの膨大な顧客を相手にプログラムで様々な仕掛けを作ってモノを売っていくところに興味を引かれ、エンジニア職を志望するきっかけとなりました。我々営業職がお客様に商品を売るときは対面や電話でのコミュニケーションが基本で、売り文句が響いたかどうか掴みどころがないのが悩みですが、Webの世界ではボタンの配置やキーワード1つでクリック率や購入率が変わり、そのような打ち手に対しての効果が数字で把握できるので、いろんな打ち手を試したり、次の打ち手につなげていけるのが魅力的です。貴社ではオフィス用品のECサイトを運営されているので、自分の商品知識や購買率を上げる工夫の点で貢献できると考えています。フロントエンジニアとしてのスキルを身につけるため、○○という学習サイトのWeb開発入門コースを受講完了し、簡単なWebサイトを運営しています。
まとめ
未経験からエンジニアを目指す際の志望動機の書き方について、例文を交えながら説明しました。
とにかくやる気を見せることが大事ですので、まだ何も始めていない方は、今日からでも早速オンラインのプログラミング講座を受講してみてはいかがでしょうか。
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