Windows環境から、サーバにSSHを使って接続する方法について学習します。
この記事は、オンライン講座「Linuxサーバー構築運用入門」のサポート記事です。
目次
SSH(エスエスエイチ)とは
Secure Shell(セキュアシェル)といって、暗号や認証の技術を利用して、安全にリモートコンピュータと通信するための仕組みです。
WindowsからSSHでサーバに接続する方法を動画を使って学習する
いろいろなターミナルソフト
SSH接続するときに、Macの方、標準でインストールされている。ターミナルというアプリを使うのですが、
Windowsの場合は、ターミナルソフトをダウンロード、インストールして使う必要があります。
この記事では、
RLogin(アールログイン)を使います。無料です、タブが使えるなど、使いやすいです。
筆者は、普段の多くの時間ではmacを使っていますが、Windowsで開発するときは、このソフトをつかっています。
基本的には好みのターミナルソフトを利用していただければ良いです。
他には、
歴史が長く、定番の
PuTTY (パティ)
Tera Term(テラ ターム)
というのもあります。
ただし、後発のRLoginに比べると使い勝手は劣ると思います。
RLoginのインストール
それでは、Rloginのダウンロードとインストールを行います。
WebブラウザでRLoginの公式サイトを開きます。
インストールおよびアンインストール
インストールおよびアンインストールをクリックします。
ダウンロード
実行プログラム(32bit)
実行プログラム(64bit)
お使いのWindowsの環境によって、どちらかをダウンロードします。
どちらをインストールしたらよいかわからない方は、
32bit、64bitどちらかを、Windowsのシステム情報から確認します。
Windows10の場合 : スタートアイコン → 設定→システム→バージョン情報→デバイスの仕様→システムの種類。
関連記事:Windows10で32bit版か64bit版かを確認したい
ファイルの解凍
ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
ファイルを右クリックして、「すべて展開」を選択します。
フォルダの移動
このrloginフォルダを任意の場所に移動します。
例えばですが、
ローカルディスクC / ユーザー / ユーザー名
で、新規フォルダ toolsを作成して、その中に配置します。
RLoginを使ってSSH接続
RLoginの起動
RLogin.exeをダブルクリック起動します。
Server Select
サーバ接続に関する情報を設定します。
「新規」ボタンをクリックします。
新規サーバ接続設定
必要情報を入力、設定します。
- エントリー/コメント : 任意の接続先の名前を記述
- プロトコル:「ssh」を選択
- Server Address : 接続したいサーバのIPアドレスを入力
- Socket Port : sshを選択
- User Name : LinuxのユーザーIDを入力
- Password/phrase : ユーザーのパスワードを入力(パスワード認証の場合)
- デフォルト文字セット : 「UTF-8」を選択
ちなみに、公開鍵認証の場合は、SSH Identity Keyの下の「参照」ボタンをクリックして、秘密鍵を選択します。
サーバへ接続
-
- 設定を選択して
OKボタンをクリック
公開鍵の確認
接続ボタンをクリックします。
接続完了
サーバへSSHで接続できました!
ログアウト
ログアウトするには、
exit
と入力して、エンターキーを押します。
再度接続
メニューの
- ファイル > サーバに接続
をクリックします。
サーバ選択
接続先を選択して、OKボタンを押します。
接続完了
再度接続できました
RLoginはタブに対応
RLoginはタブに対応しています。一度に複数の接続を並列して行うことができるので便利です。
おわりに
この記事ではWindowsからRLoginを使ってSSHでサーバに接続する方法について初心者向けに説明しました。
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