先日(2018/6/12)、GitHubが主催するイベント「SATELLITE」に参加して参りました。
800人の募集枠が2日で埋まった人気イベントのことで、参加できてラッキーでした。
GitHubは、ソフトウェアのバージョン管理でお馴染みの、世界最大級のソフトウェア開発のプラットフォームです。
目次
GitHubは、2018/6/4にMicrosoftに75億ドル(約8200億円)で買収されたことと、日経新聞が「設計図共有サイト」という微妙(?)な翻訳を掲載して話題になりました。
日本マイクロソフト CTO 榊原彰氏が登壇しました。
GitHubの独立性をたもって、すべての開発者が今までどおり安心して使えるようにするのがミッション。
ひとまずは安心してよいと思いました。
まつもとゆきひろ氏(プログラミング言語Rubyの生みの親)と、GitHubのソフトウェアエンジニアの、アーロン・パターソン (GitHub)氏のパネルディスカッションでは、興味深い話がいろいろと聞けました。
まつもとゆきひろ氏が登壇した理由ですが、GitHubはRubyを使い開発が行われていることから、親交があるとのことです。
1993年にできた。
まつもと氏は、ソフトウェア会社で社内ツールをつくっていた。
しかしながら、社内ツールをつくってもお金を稼げないので、プロジェクトは解散となった。
保守担当として2人のこされたうちの1人となった。
今で言う、サポートエンジニア的なお仕事、
あまり管理されてなかったので、その時にRubyを作った。
当時はコンプライアンスに対して大らかで、退職時に上司に開発したRubyを持っていってよいか相談したらOKがでたので、今Rubyが世の中にあるそうです。
100人弱。そのうち、日本人半分。
スーパーアクティブなのは日本人。
10年前、Rubyはオープンソースだが、クローズドだと言われた。
日本語で会話が行われているため。
そこで、公式言語を英語にした。
やりとりは、英語でRedmineに書くルール
Ruby on Railsが登場して 2006年に、すごい話題になった。
ハイプ曲線(特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図)はすぎている。
今は、GitHub、 AirBnb、CookPadなどの、中の人と話をして、Rubyを良くしていこうとしている。
だんだん改良が行われる。
Rubyは 3年間一人で開発して作った
「Streem」という新プログラミング言語の下記はじめのソースコード200行をGitHubで公開したら、他の開発者からプルリクエスト(開発したソースコードを取り込んでほしいと依頼する機能)が来て、あっというまに動作するものが完成したとのこと。
テキストエディタは、Emacsを 30年くらい利用している。
キーボードはこだわっている。
最近よく使うキーボードは、
左右に別れているキーボードです。
腱鞘炎対策とのこと。
出張のときは、ノートパソコンの、Thinkpadの内蔵キーボード を利用。
左右に完全に分かれるキーボード。
検索してみたところ、組み立て式のようです。
switchtop
こちらも、腱鞘炎対策とのこと。
手に装着して入力する、SFのような入力デバイス。
まだ使いこなせてないとのこと。
どれだけ早く打てるか未知数ですが、VRやメガネ型デバイスと相性が良さそうです。
そのほかのセッションでは、GitHubプラットフォームの活用について、様々な知見が得られました。
これからも。開発系のイベントに参加して、最新情報をキャッチアップしていきたいと思います。
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