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お使いの環境、ファイルの拡張子はきちんと表示されていますか?
macOSの初期設定ではファイルの拡張子が表示されないようになっていることが多く、どうすれば表示できるのか悩んでしまいますよね。
この記事では、macOSでのファイル拡張子の表示方法を紹介します。
また、拡張子に応じてファイルを開くアプリケーションの関連付けを行うことが可能です。後半ではその方法も解説します。
そもそも拡張子とは何でしょうか。ファイル名の末尾についているドット「.」以降の部分を拡張子と呼びます。「.txt」や「.xlsx」などを見たことがあるかもしれません。
例えば「.txt」ならばテキストファイル、「.xlsx」ならばエクセルファイル、というふうにファイルの種類ごとに拡張子が定められています。
たったこれだけのものではありますが、拡張子を表示させることは非常に重要です。
まず、拡張子はこれが何のファイルなのかを区別するために大きな役割を果たします。拡張子が表示されていないと、ファイル名の拡張子よりも前の部分が全く同じだった場合に区別が付きにくいです。
下図の例では片方がHTMLファイル、もう一方がリッチテキストファイルですが、拡張子なしだといずれも「test」と表示されてしまいます。
アイコンや右側に表示されている「種類」で一応区別は付くものの、パッと見た時にとてもわかりづらいですね。
通常、ファイルをダブルクリックすると開くことができますが、この時に何のアプリケーションを使うかはOSが拡張子を見て判断しています。
ユーザーの意図通りのアプリケーションが選定されれば問題ありませんが、たまに意図しないアプリケーションで開かれてしまうことがありますね。
このような場合に拡張子に応じて開くアプリケーションを指定することが可能です。こちらについても後ほど方法を紹介します。
それでは、順を追ってmacOSでの拡張子表示方法を見ていきましょう。
これで何のファイルなのかが一目瞭然になりましたね。
さらに、拡張子に応じてどのアプリケーションで開くかを設定する方法を見てみましょう。
例えば、「test.html」というファイルをダブルクリックすると通常はWebブラウザ(Google Chrome等)で開かれてしまいます。
ブラウジングではなくコーディングをするためにHTMLファイルを開きたい場合を想定して、エディタで開くように指定してみましょう。
これで「test.html」をダブルクリックするとブラウザでなくエディタで開かれるようになったはずです。
macOSで拡張子を表示する方法と、ファイルを開くアプリケーションの関連付け方法について解説しました。
たかが拡張子ですが、表示されていないとファイルの区別がしづらくミスにもつながりやすくなります。
新しい環境立ち上げ時には一度チェックし、表示されていなければきちんと表示するように設定しましょう。
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