Vue.js データバインディングとはなにか説明します

Vue.jsを利用する際に重要なデータバインディンディングとはなにかについて学習します。

動画でVue.jsを学習する

データバインディングとは

データバインディングとは、ざっくり言ってしまうと、
データと描画を同期する仕組み」です。

HTML側の、テープレートに記述したされた、フォームのinputの部分の文字を変更すると、
出力される文字がリアルタイムで変わります。
これは、データバインディングによって実現しています。
inputのvalueが変わると、データメッセージの値が、代わり、さらに、こちらの文字列の表示も変わる流れになっています。

jQueryでも書けるが

例えば、
inputの文字列を変えたら、この文字列も変えるというのは、
Vue.jsを使わなくても、素のJavaScriptとかjqueryを使って書くこともできます。

例えば、jQueryで書いた場合です。

初期値をセットして、input要素の、keyupイベントをトリガにして、inputのvalueを取得して、p要素のコンテンツにセットするといったコードになり、煩雑です。

これは簡単な事例なので、まだ良いのですが。
画面上の複数の要素について、イベントハンドラを書いていくという処理を書いていくと、コードが複雑で見通しが悪くなりがちです。

Vue.jsで記載すると、非常にシンプルに書けます。

Vue.jsを使うと

Vue.jsを使うことで、開発効率を上げることができます。
エンジニアとかデザイナーの仕事の目的は、お客様に満足してもらえるサービスを提供することです。
コードを書くことは手段であって、目的では無いので、
ぜひ、Vue.jsを使って効率的なWeb開発ができることを目指しましょう。

データバインディングの種類

データバインディングの種類にはつぎのものがあります。

  • 双方向バインディング (TwoWay)
  • 単方向バインディング(OneWay)
  • ワンタイムバインディング(OneTime)

双方向バインディング (TwoWay)

  • 双方向にデータが同期するデータバインディングです。

単方向バインディング(OneWay)

  • 一方方向に同期するデータバインディングです。

ワンタイムバインディング(OneTime)

  • 一回だけ同期を行うデータバインディング

おわりに

データバインディングを使ったプログラムの書き方については、今後のレクチャーで学習していきますので、ここでは、何となく全体像を把握していただければOKです。

この記事では、データバインディンディングとはなにかについて学習しました。

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プログラミング入門ナビ編集部